宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College ![]() |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
![]() |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2025/ 3/11 07:41 更新 高速の太陽風が続いていますが、速度はゆっくり低下しています。 担当 篠原 太陽風の速度は、600km/秒からゆっくりと低下して、 グラフの最後は500km/秒付近まで下がっています。 このまま下がって、高速風は終わるのでしょうか。 磁場強度は、5nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、弱い南向きの変化が度々発生しています。 磁気圏の活動はある程度高まっていて、 AE指数は500nT前後の中規模の変化が数回発生しています。 SDO衛星AIA193では、 北西側(右上)のコロナホールは太陽の端に近くなっています。 この後、この領域の影響は終わるのかもしれません、 一方、中心部の南側には次のコロナホールが見えています。 2日後くらいからこちらの影響が始まる可能性があります。 27日前の前周期と比べると、 コロナホールは広がりが小さくなっています。 今回の太陽風はどの程度の高まりになるでしょうか。 太陽は、北東(左上)の4019黒点群で、 C2.1の小さい小規模フレアが発生した程度です。 穏やかな状態が続いています。 種子島6日目です。 今日はこれから西之表へ移動して、高速船で鹿児島へ帰ります。 外は小雨の様です。 荷物を抱えて移動するので、雨が強まらないで欲しいです。 明日からは通常の更新に戻ります。 ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
![]() |
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |