宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:31)
今日、C3.9の小規模フレアが発生しました。
また、M1.6の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/ 9 02:41 C3.9
3/ 8 14:39 C1.3
13:43 C1.1
05:52 M1.6
3/ 7 --- ---

黒点  3/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
4011 5 β ---
4012 27 βγ C2
4016 4 β M2
4018 3 β C1
4019 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:26 527 +1.9
-2 h 519 -6.4
-4 h 471 -5.1
-6 h 455 -8.1
-8 h 541 -8.9
-10 h 565 -5.2
-12 h 405 +2.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -46 -/ -
-2 h -37 -/ -
-4 h -36 -/ -
-6 h -32 -/ -
-8 h -11 -/ -
-10 h 5 -/ -
-12 h -19 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 8x10^1
3/ 9 0.3 8x10^2
3/ 8 0.3 1x10^3
3/ 7 0.3 9x10^2
3/ 6 0.3 2x10^3
3/ 5 0.3 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 3/ 4 12:21 太陽風は平均的な速度です。太陽は穏やかです。
2025/ 3/ 5 13:56 太陽風は平均的な速度です。2月の黒点相対数は 154.6 でした。
2025/ 3/ 6 10:22 太陽風は平均的な状態です。磁気圏はやや活動的です。
2025/ 3/ 7 08:00 太陽風は平均的な速度が続いています。太陽は穏やかです。
2025/ 3/ 8 12:36 太陽風は平均的な速度です。コロナホールの影響が始まりそうです。
最新のニュース

2025/ 3/ 9 12:31 更新
高速の太陽風が到来しました。磁気圏の活動も強まっています。

担当 篠原

今日に入った頃から太陽風の速度が高まり、
500km/秒前後の高速の状態になりました。
磁場強度は、昨日のニュースの後に10nTに強まり、
以降、10~15nTと強まった状態で推移しています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真の
北西側(右上)に見えているコロナホールの影響が始まった様です。
27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風は、次のコロナホールに繋がる形で、
図の右端の2月19日まで高速の風が続いています。
今回も太陽の南東側(左下)にコロナホールが見えています。
高速の太陽風はいつまで続くでしょうか。

太陽風磁場の南北成分は、グラフの途中から南向きに強まり、
-10nTの変化が半日ほど続いています。
このため磁気圏の活動は強まり、
AE指数では1000nTを超える大きい変化が発生しています。

太陽風の速度が高まっているので、磁場の南寄りの変化が続くと、
磁気圏の活動も活発な状態が続くでしょう。


太陽は、今日未明、9日2時半(世界時8日17時半)に、
南東の端の向こう側でC3.9の小規模フレアが発生しています。

その他は目立った規模の変化はなく、
太陽は比較的穏やかな状態です。




種子島4日目です。
種子島ロケットコンテストの2日目の競技が行われています。
今日は天気は良いのですが、風が強いため皆さん苦労しています。
鹿児島高専チームは、
ロケットのペイロード有翼滞空部門で優勝!
CanSatの自律制御カムバック部門で
5チームめとなる0mゴールを達成しました。
午後は、ロケットの高度部門の1機の打ち上げが待っています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。