宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 3/10 08:03 更新 太陽風の速度は600km/秒台に高まっています。磁気圏も活動的です。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の夕方に600km/秒台に高まり、 670km/秒程度まで上がった後は少し下がり、 以降は600km/秒前後で推移しています。 高速の状態です。 磁場強度は、13nT程度に強まっていましたが、 速度が600km/秒台に高まった頃から下がり始め、 現在は5nTと平均的な値に戻っています。 太陽風磁場の南北成分は、 グラフの前半は磁場強度が大きかったこともあり、 -10nT程度の強い南向きの変化が発生しています。 磁気圏の活動も強まって、 AE指数は700nT程度の中規模の変化が繰り返し発生し、 最大の変化は1800nTに達しています。 その後、磁場の南北成分は0nT付近で小さく変化する様になっています。 磁気圏の活動は規模が下がり、500nT前後の変化になっています。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールは北西(右上)にだいぶ進んでいます。 この領域の影響はいつまで続くでしょうか。 一方、次のコロナホールが太陽の中心部の南側に見えています。 3日後くらいからこの領域の影響が始まりそうです。 27日周期の図で前周期の太陽と比べると、 コロナホールは左側の広がりがなくなって、 規模が小さくなっています。 今回の太陽風速度の高まりは小さくなっているかもしれません。 太陽は、C1~2の小さい小規模フレアが発生した程度で、 穏やかな状態が続いています。 種子島5日目です。 昨日の競技では、残っていたロケット高度部門のチームが優勝しました。 高度計の記録は293m(640ft)でした。 また、CanSatのチームは審査員特別賞のアカデミック賞をいただきました。 最終日の今日は、講演会とワークショップです。 ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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