宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 2/ 9 11:15 更新 太陽風は低速の状態が続いています。コロナホールの影響が始まるかもしれません。 担当 篠原 太陽風の速度は、350km/秒と低速の状態が続いています。 磁場強度は、昨日は5nTと平均的な状態でしたが、 その後ゆっくりと強まって、15nTに達しています。 グラフの最後で少し下がる変化が見えていますが、 この後はどの様に推移するでしょうか。 磁場の南北成分は、 グラフの前半に南向きに強まる時間帯があり、 磁気圏の活動が一時的に高まった様です。 その後は、太陽風磁場は北向きに強まっていて、 現在の磁気圏は穏やかに推移していると思われます。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 北西(右上)のコロナホールは、 地球に影響が及び始める目安の位置に近づいています。 この後、太陽風の速度が高まる可能性があります。 注目して下さい。 また、南東側(左下)にもコロナホールが見えています。 4〜5日後くらいからは、 こちらの影響がやって来る可能性があります。 太陽は、活動的だった黒点群たちが北西の端に近付いています。 昨夕、8日18時(世界時8日9時)に 3981黒点群でM2.0の中規模フレアが発生しましたが、 その後はフレアの発生は少なくなっています。 ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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