宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/12/ 8 12:50 更新 太陽風は低速の状態が続いています。M2.3、M3.2と中規模フレアが発生しています。 担当 篠原 太陽風の速度は、380km/秒から350km/秒へ下がり、 再び380km/秒に上がる小幅の変化をしています。 低速の状態は続いています。 磁場強度は、5nT前後と平均的な状態でしたが、 今朝以降、10nTへ強まっています。 同じ頃に、太陽風磁場の大まかな方向が 「T」から「A」へ切り替わっていて、 この変化に関係している様です。 磁場の南北成分は、0nT付近で変化していて、 磁気圏は概ね静穏でした、 太陽風のグラフの最後で、磁場がやや南寄りになっています。 この傾向が続くと、磁気圏の活動が少し高まるかもしれません。 GOES衛星SUVI 195のコロナ写真では、 北半球のコロナホールが西側に次第に進んでいます。 南半球のコロナホールの影響は特にありませんでしたが、 こちらはどうでしょうか。 この後の太陽風の変化に注目して下さい。 太陽は、中心部南東(左下)の3917黒点群で、 昨夜、7日22時(世界時7日17時)にM2.3、 今朝、8日7時(世界時7日22時)にM3.2と、 中規模フレアが2回発生しています。 それぞれ、GOES衛星SUVI 131の動画を掲載します。 3917群はCクラスのフレアも起こしていて、 少し活動度が上がっている様です。 (c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 3917黒点群で発生した、M3.2の中規模フレア。 (c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) GOES衛星SUVI 195による太陽コロナの様子 (c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 8日10時半(世界時8日1時半)に鹿児島で撮影した太陽。 (c) 宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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