宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:50)
今日、M3.2の中規模フレアが発生しました。
また、M2.3の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 8 12:05 C2.7
10:09 C5.6
06:54 M3.2
03:08 C6.4
00:24 C3.6
12/ 7 22:00 M2.3
19:26 C7.0
17:52 C8.6
16:41 C4.8
14:33 C3.4
10:41 C3.2
09:11 C4.6
08:13 C4.8
07:52 C6.8
04:23 C3.0
02:42 C3.9
00:39 C5.1
12/ 6 23:55 C5.9
22:03 C3.0
20:32 C3.9
18:10 M1.4
16:56 C4.8
15:46 C8.0
14:01 C3.8
11:11 C2.9
10:00 C3.5
07:14 C3.4
06:44 C3.2
06:08 C6.2
04:20 C3.8

黒点 12/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
3910 1 α ---
3912 12 βγ C8
3915 1 α ---
3916 4 β C8
3917 12 βδ M3
3918 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 369 -3.1
-2 h 375 -1.1
-4 h 386 +0.2
-6 h 363 +0.1
-8 h 357 -0.5
-10 h 357 -0.4
-12 h 357 -0.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 4 -/ -
-2 h 9 -/ -
-4 h 12 -/ -
-6 h 19 -/ -
-8 h 14 -/ -
-10 h 3 -/ -
-12 h -1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^1
12/ 8 0.2 2x10^2
12/ 7 0.2 2x10^2
12/ 6 0.2 1x10^2
12/ 5 0.2 1x10^2
12/ 4 0.2 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/12/ 3 11:23 太陽風の小さい強まりが到来しました。磁気圏の活動も少し強まりました。
2024/12/ 4 12:30 太陽風は平均的な速度です。太陽も比較的穏やかな状態です。
2024/12/ 5 12:11 M1〜2の中規模フレアが発生しました。11月の黒点相対数は 152.5 でした。
2024/12/ 6 12:15 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。
2024/12/ 7 13:20 太陽風は低速の状態が続き、磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2024/12/ 8 12:50 更新
太陽風は低速の状態が続いています。M2.3、M3.2と中規模フレアが発生しています。

担当 篠原

太陽風の速度は、380km/秒から350km/秒へ下がり、
再び380km/秒に上がる小幅の変化をしています。
低速の状態は続いています。

磁場強度は、5nT前後と平均的な状態でしたが、
今朝以降、10nTへ強まっています。
同じ頃に、太陽風磁場の大まかな方向が
「T」から「A」へ切り替わっていて、
この変化に関係している様です。

磁場の南北成分は、0nT付近で変化していて、
磁気圏は概ね静穏でした、
太陽風のグラフの最後で、磁場がやや南寄りになっています。
この傾向が続くと、磁気圏の活動が少し高まるかもしれません。

GOES衛星SUVI 195のコロナ写真では、
北半球のコロナホールが西側に次第に進んでいます。
南半球のコロナホールの影響は特にありませんでしたが、
こちらはどうでしょうか。
この後の太陽風の変化に注目して下さい。


太陽は、中心部南東(左下)の3917黒点群で、
昨夜、7日22時(世界時7日17時)にM2.3、
今朝、8日7時(世界時7日22時)にM3.2と、
中規模フレアが2回発生しています。

それぞれ、GOES衛星SUVI 131の動画を掲載します。
3917群はCクラスのフレアも起こしていて、
少し活動度が上がっている様です。



3917黒点群で発生した、M2.3の中規模フレア。
(c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


3917黒点群で発生した、M3.2の中規模フレア。
(c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


GOES衛星SUVI 195による太陽コロナの様子
(c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


8日10時半(世界時8日1時半)に鹿児島で撮影した太陽。
(c) 宇宙天気ニュース


ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。