宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:11)
今日、M1.4の中規模フレアが発生しました。
また、M2.3の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 5 09:09 C5.3
05:59 M1.4
05:33 M1.3
01:23 C2.7
00:29 C3.0
12/ 4 23:48 C4.4
20:40 C3.5
18:55 M2.3
17:52 C3.3
15:31 C3.5
13:50 C3.9
12:16 C5.6
07:39 C5.4
03:17 C2.9
12/ 3 18:52 C3.4
14:37 C6.1
11:56 C5.4
07:14 C4.6
01:07 C4.9

黒点 12/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
3906 4 βγ C6
3910 3 β ---
3912 12 βγ C5
3913 3 β ---
3915 2 β C3
3916 6 β M1
3917 5 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:06 457 +1.3
-2 h 460 -1.1
-4 h 456 -0.7
-6 h 465 -2.3
-8 h 477 -1.3
-10 h 496 -1.2
-12 h 474 -0.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 4 -/ -
-2 h 7 -/ -
-4 h 3 -/ -
-6 h 2 -/ -
-8 h 3 -/ -
-10 h 7 -/ -
-12 h 10 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
12/ 5 0.2 1x10^2
12/ 4 0.2 2x10^2
12/ 3 0.2 2x10^2
12/ 2 0.2 1x10^2
12/ 1 0.2 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/11/30 13:10 太陽風は平均的な速度です。磁場が南向きになって磁気圏の活動がやや高まりました。
2024/12/ 1 12:49 太陽風は平均的な速度が続き、磁気圏は穏やかです。
2024/12/ 2 13:48 太陽風は概ね平均的な状態です。太陽は穏やかに推移しています。
2024/12/ 3 11:23 太陽風の小さい強まりが到来しました。磁気圏の活動も少し強まりました。
2024/12/ 4 12:30 太陽風は平均的な速度です。太陽も比較的穏やかな状態です。
最新のニュース

2024/12/ 5 12:11 更新
M1〜2の中規模フレアが発生しました。11月の黒点相対数は 152.5 でした。

担当 篠原

WDC-SILSO より、11月の黒点相対数月平均値は、
152.5 と発表されました。

7〜8月には200前後まで高まっていましたが、
全体として見ると、今年の4月以降は150前後の値が続いています。
この辺りが今期のピークとなるのかもしれません。

可視光の動画は11月27日までです。
中ほどの11月14日から17日にかけて、
4日連続で一日値が2桁に下がっていました。
太陽画像でも、黒点の見え方が途中で寂しくなっています。
この連続記録は4月上旬以来の変化です。
黒点数減少の兆しなのでしょうか。



今朝、5日5時半(世界時4日20時半)に、
太陽の南東の端近く(左下)の
3916黒点群と3917黒点群で、
M1.3とM1.4の中規模フレアが発生しました。
GOES衛星SUVI 131の動画を掲載します。

3917群では、昨夜にもM2.3の中規模フレアが発生し、
3916群では、M1.3の後にC5.3の小規模フレアが発生しています。
新しく現れた領域なので、
今後の活動に注目して下さい。


太陽風は、速度は450km/秒付近で安定しています。
磁場強度は、10nTから6nTへゆっくり低下しています。

磁場の南北成分は、
グラフの途中から弱い南寄りになっています。
磁気圏の活動も少し高まって、
AE指数は、グラフの途中から
200〜400nTの小規模の変化が続く様になっています。

GOES衛星SUVI 195の太陽コロナ写真では、
南半球のコロナホールが、西側に進んでいます。
明後日くらいから太陽風の速度が高まるかもしれません。
注目して下さい。





太陽黒点相対数の長期変化。11月の黒点相対数は 152.5 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1975年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


11月の太陽黒点の推移。SDO衛星。
(c) SDO衛星HMII (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


3916、3917黒点群で発生した、M1.3、M1.4の中規模フレア。
(c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


GOES衛星SUVI 195による太陽コロナの様子
(c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。