宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/12/ 3 11:23 更新 太陽風の小さい強まりが到来しました。磁気圏の活動も少し強まりました。 担当 篠原 今朝、3日5時(世界時2日20時)頃に、 太陽風の小さい強まりがACE衛星で観測されました。 速度は350km/秒から400km/秒へ少し上がって、 平均的な速さになり、 磁場強度は、9nTから14nTへ強まりました。 その2時間後くらいから磁場が南向きに大きく変化して、 南北成分は -13nTに達しました。 しかし、1時間程度で北向きに切り替わったため 磁気圏への影響は限定的で、 AE指数は、一時的に700nTの中規模の変化が発生した程度です。 現在も磁場強度は強まった状態なので、 再び南向きに切り替わると、 磁気圏の活動もある程度強まりそうです。 今朝までの太陽風は、磁場は北寄りで、 AE指数は時々小さい変化が発生する程度でした。 GOES衛星SUVI 195では、 南東(左下)のコロナホールが太陽の中心線に近付いています。 4日後くらいからこの領域の影響で太陽風が強まるかもしれません。 太陽は、C3〜4の小規模フレアが、 6回ほど発生しています。 南東の端(左下)で発生しているフレアもあり、 この後、活動的な領域が現れるかもしれません。 (c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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