宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2024/11/ 1 12:26 更新 X2.0の大規模フレアが発生しました。高速太陽風は終わろうとしています。 担当 篠原 今朝、1日6時(世界時10月31日21時)に、 太陽の北東(左上)の3878黒点群で、 X2.0の大規模フレアが発生しました。 3878群は、 昨日の朝にM7.2の中規模フレアを起こしましたが、 より規模の大きい活動が発生しました。 この他にも、北西(右上)の3875群でM2.4、 南西(右下)の3876群でM1.2、M1.0などが発生していて、 X線グラフは変化が目立つ様になっています。 太陽風は、速度が550km/秒から470km/秒へ下がり、 高速の状態が終わろうとしている様です。 磁場強度は、7nTから9nTに少し強まり、 最後は7nTに戻っています。 磁場の南北成分は、 グラフの後半で南向きに強まる時間帯が発生しています。 磁気圏の活動もある程度高まって、 AE指数は500〜800nTの中規模の変化が発生しています。 その後、磁場は北寄りになっていて、 現在の磁気圏は穏やかです。 SDO衛星AIA193では、 北半球のコロナホールが西側に進んでいます。 明後日くらいから太陽風に影響がが見られるかもしれません。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |