宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:26)
今日、X2.0の大規模フレアが発生しました。
また、M7.2の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線が強くなっています。放射線帯電子は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 1 11:07 M1.3
09:13 C7.3
06:03 X2.0
05:15 C6.3
03:57 M1.0
03:14 C4.8
10/31 23:30 C6.0
22:48 M1.3
21:44 M2.4
19:19 C9.1
18:23 M1.4
17:56 C7.6
17:25 C6.2
14:50 C6.7
14:05 C5.6
12:24 M1.0
11:26 M1.0
09:45 C9.3
05:15 M7.2
03:38 C5.0
00:47 C5.0
10/30 20:59 C4.6
01:25 M1.1

黒点 11/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
3868 1 α ---
3869 12 βγδ ---
3872 6 β ---
3873 4 β M1
3874 7 β ---
3875 15 β M2
3876 18 βγ M1
3877 1 α ---
3878 11 βγδ X2
3879 1 α ---
3880 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 468 +1.3
-2 h 473 +2.0
-4 h 494 -2.1
-6 h 515 -7.0
-8 h 496 +1.4
-10 h 511 +1.3
-12 h 547 +4.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -26 -/ -
-2 h -20 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h -15 -/ -
-10 h -5 -/ -
-12 h -2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 13 1x10^2
11/ 1 19 5x10^2
10/31 45 5x10^2
10/30 101 2x10^2
10/29 355 2x10^2
10/28 364 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/10/27 09:51 太陽風磁場の強まりが到来しています。X1.8の大規模フレアが発生しました。
2024/10/28 12:14 太陽風は平均的な状態に戻っています。次の太陽風の乱れが近付いています。
2024/10/29 12:33 太陽風の乱れが到来しました。磁気圏の活動がある程度高まりました。
2024/10/30 12:20 高速の太陽風が続いています。フレアは少なくなっています。
2024/10/31 13:30 高速の太陽風が続いています。磁気圏は穏やかになっています。
最新のニュース

2024/11/ 1 12:26 更新
X2.0の大規模フレアが発生しました。高速太陽風は終わろうとしています。

担当 篠原

今朝、1日6時(世界時10月31日21時)に、
太陽の北東(左上)の3878黒点群で、
X2.0の大規模フレアが発生しました。

3878群は、
昨日の朝にM7.2の中規模フレアを起こしましたが、
より規模の大きい活動が発生しました。

この他にも、北西(右上)の3875群でM2.4、
南西(右下)の3876群でM1.2、M1.0などが発生していて、
X線グラフは変化が目立つ様になっています。


太陽風は、速度が550km/秒から470km/秒へ下がり、
高速の状態が終わろうとしている様です。
磁場強度は、7nTから9nTに少し強まり、
最後は7nTに戻っています。

磁場の南北成分は、
グラフの後半で南向きに強まる時間帯が発生しています。
磁気圏の活動もある程度高まって、
AE指数は500〜800nTの中規模の変化が発生しています。

その後、磁場は北寄りになっていて、
現在の磁気圏は穏やかです。

SDO衛星AIA193では、
北半球のコロナホールが西側に進んでいます。
明後日くらいから太陽風に影響がが見られるかもしれません。



3878黒点群で発生した、X2.0の大規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。