宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/10/28 12:14 更新 太陽風は平均的な状態に戻っています。次の太陽風の乱れが近付いています。 担当 篠原 SOHO衛星LASCO C3で、 太陽に接近する小型の彗星が見えています。 右下から太陽に向かう様子を動画で紹介します。 太陽風の速度は、 450km/秒から400km/秒へ少し下がっています。 平均的な状態です。 20nTに強まっていた磁場強度は、 昨日のニュース以降はゆっくりと低下して、 現在は6nTと平均的な状態に戻っています。 磁場の南北成分は、 グラフの中盤から弱い南寄りになっています。 このため、磁気圏の活動はやや高まって、 AE指数は、グラフの途中から 500nT前後の中規模の変化が続いています。 昨日のニュースで紹介したように、 26日に発生したX1.8大規模フレアによる太陽風の乱れが、 これからやって来ると考えられます。 太陽風の速度や磁場強度が高まって、 磁場が南向きに強まると、磁気圏の活動は活発になります。 今後の推移に注目して下さい。 太陽は、北東の端(左上)に現れた3878黒点群で、 C7.9やM2.8の小規模、中規模フレアが発生しています。 また、中心部南側(下側)の3869群でC9.8、 中心部北側(上側)の3874群でC7.4 などの小規模フレアも発生しています。 規模は特に大きくはありませんが、 あちこちで活動が発生しています。 (c) SOHO衛星LASCO C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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