宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:11)
今日、C3.2の小規模フレアが発生しました。
また、X3.3の大規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/26 03:53 C3.2
10/25 19:29 C3.5
16:27 M1.1
14:13 C3.5
10/24 21:42 C6.4
19:22 M1.2
12:33 X3.3
08:26 C4.2
07:43 C5.4
06:04 C5.4
02:09 C5.1

黒点 10/25 (NOAA)
磁場 フレア
3860 2 β C4
3863 4 β ---
3865 1 α ---
3866 7 β C3
3868 1 α ---
3869 11 βγ X2
3870 1 α ---
3871 1 α ---
3872 7 βγ C3
3873 3 β M1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:06 328 +1.8
-2 h 312 -1.8
-4 h 315 -0.6
-6 h 322 +1.0
-8 h 328 +3.9
-10 h 328 +4.1
-12 h 315 +3.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
07:30 13 -/ -
-2 h 9 -/ -
-4 h 2 -/ -
-6 h 10 -/ -
-8 h 11 -/ -
-10 h 7 -/ -
-12 h 5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 8x10^1
10/26 0.6 2x10^2
10/25 0.6 2x10^2
10/24 0.4 1x10^2
10/23 0.3 3x10^2
10/22 0.2 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/10/21 12:21 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2024/10/22 12:41 太陽風は更に低速になっています。磁気圏は穏やかです。
2024/10/23 12:44 太陽風は低速の状態が続いています。磁気圏活動はやや強まりました。
2024/10/24 12:57 低速の太陽風が続いています。X3.0に達する大規模フレアが発生しました。
2024/10/25 08:37 昨日の大規模フレアはX3.3になりました。CMEによる太陽風の乱れが到来しそうです。
最新のニュース

2024/10/26 08:11 更新
太陽風は低速の状態が続き、磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

太陽風は、310km/秒前後と低速の状態で安定しています。
磁場強度は、4nTから6nTにゆっくり上がっています。
こちらは平均的な状態です。

AE指数は、データの一部にエラーが起きているようですが、
特に変化は見られず、磁気圏は穏やかに推移しています。

24日のX3.3フレアで発生した
CME(コロナ質量放出)による太陽風の乱れは、
NOAA/SWPCの予報では、
今夜以降の到来になるとのことです。
噴出した乱れの端の方が地球にやって来る形になっています。


太陽は、南東の端(左下)の3873黒点群で、
昨夕、25日16時半(世界時25日7時半)に
M1.1の中規模フレアが発生しました。

その他は、あちこちの領域で
C2〜3の小さい小規模フレアが発生している程度です。

可視光写真を見ると、
南東の端は黒点がとても多くなっていて、
群番号がどれに対応するのか良く分からないくらいです。
今の時点では太陽は比較的穏やかに見えますが、
この後はどうなるでしょうか。




CMEの乱れの端の部分が地球にやって来る様です。
(c) NOAA/SWPC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC



27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。