宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:57)
今日、X3.1の大規模フレアが発生しました。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/24 12:33 X3.1
08:26 C4.2
07:43 C5.4
06:04 C5.4
02:09 C5.1
10/23 20:40 C7.9
20:14 C4.6
19:41 C4.0
19:19 C3.5
08:54 C5.1
01:56 C4.2
10/22 23:48 C3.7
21:07 C5.1

黒点 10/24 (NOAA)
磁場 フレア
3859 4 β ---
3860 1 α C4
3863 6 βγ C8
3865 1 α ---
3866 11 β C5
3868 2 α ---
3869 9 βγ C5

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 366 -4.4
-2 h 376 -5.0
-4 h 386 -1.4
-6 h 407 +0.0
-8 h 432 -0.7
-10 h 381 -1.9
-12 h 387 +3.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -27 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h -2 -/ -
-6 h -4 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h 1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
10/24 0.2 1x10^2
10/23 0.3 3x10^2
10/22 0.2 5x10^2
10/21 0.2 3x10^2
10/20 0.2 8x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/10/19 14:09 太陽風磁場が南向きになり、磁気圏の活動が高まっています。鹿児島からの紫金山・アトラス彗星をどうぞ。
2024/10/20 12:56 太陽風は平均的な状態です。太陽は穏やかになりそうです。
2024/10/21 12:21 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2024/10/22 12:41 太陽風は更に低速になっています。磁気圏は穏やかです。
2024/10/23 12:44 太陽風は低速の状態が続いています。磁気圏活動はやや強まりました。
最新のニュース

2024/10/24 12:57 更新
低速の太陽風が続いています。X3.0に達する大規模フレアが発生しました。

担当 篠原

太陽風は、速度が340km/秒から400km/秒へ少し上がり、
その後360km/秒へ下がっています。
変化は小幅で、低速の状態は続いています。
磁場強度は、10nTから6nTへ下がっています。
現在は平均的な状態です。

磁場の南北成分は、0nTを挟んで南北に変化しています。
南向きになった頃に磁気圏の活動がやや強まって、
AE指数に300〜600nTの小規模の変化が発生しています。
変化は一時的で、全体としては穏やかな状態です。


太陽は、中心部の3863黒点群で、
昨夜、23日20時半(世界時23日11時半)に
C7.8の小規模フレアが発生しています。

SDO衛星AIA131、193の動画を見ると、
小規模のコロナの噴出が発生しているかもしれません。
3日後くらいに太陽風磁場の強まりが見られるかもしれません。

また、今日に入った頃から、
南東の端(左下)の3869群周辺で小さい活動が目立つようになり、
C5.1、C5.4、C5.4、C4.2と小規模フレアが発生しています。
今後の活動に注目して下さい。

と記事を書いているところで、
X3.0に達する大規模フレアが3869黒点群で発生しました。
最新の画像を掲載します。
まだ進行中なので、フレアのピークの値は分かっていません。

これから授業が始まるので、詳細は明日お知らせします。



3863黒点群で発生した、C7.8の小規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131、193 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


3869黒点群で、X3.0に達する大規模フレアが発生しました。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。