宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/10/24 12:57 更新 低速の太陽風が続いています。X3.0に達する大規模フレアが発生しました。 担当 篠原 太陽風は、速度が340km/秒から400km/秒へ少し上がり、 その後360km/秒へ下がっています。 変化は小幅で、低速の状態は続いています。 磁場強度は、10nTから6nTへ下がっています。 現在は平均的な状態です。 磁場の南北成分は、0nTを挟んで南北に変化しています。 南向きになった頃に磁気圏の活動がやや強まって、 AE指数に300〜600nTの小規模の変化が発生しています。 変化は一時的で、全体としては穏やかな状態です。 太陽は、中心部の3863黒点群で、 昨夜、23日20時半(世界時23日11時半)に C7.8の小規模フレアが発生しています。 SDO衛星AIA131、193の動画を見ると、 小規模のコロナの噴出が発生しているかもしれません。 3日後くらいに太陽風磁場の強まりが見られるかもしれません。 また、今日に入った頃から、 南東の端(左下)の3869群周辺で小さい活動が目立つようになり、 C5.1、C5.4、C5.4、C4.2と小規模フレアが発生しています。 今後の活動に注目して下さい。 と記事を書いているところで、 X3.0に達する大規模フレアが3869黒点群で発生しました。 最新の画像を掲載します。 まだ進行中なので、フレアのピークの値は分かっていません。 これから授業が始まるので、詳細は明日お知らせします。 (c) SDO衛星AIA131、193 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 3869黒点群で、X3.0に達する大規模フレアが発生しました。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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