宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2024/ 9/25 12:52 更新 太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動が強まっています。 担当 篠原 太陽風の磁場が強まっています。 昨日の5nTという状態から、少しずつ上昇が続き、 現在は12nTまで強まっています。 太陽風の速度は、470km/秒から一旦400km/秒へ下がり、 グラフの最後で470km/秒に再び高まっています。 磁場の南北成分は、 グラフの前半は弱い南向きの傾向が続き、 その後、今日未明くらいから南北に大きく変化するようになり、 -10nTくらいの強い南向きが発生しています。 このため磁気圏の活動が強まっていて、 初めは500〜700nTくらいの中規模の変化でしたが、 後半は1000nTに達する大きい変化が発生しています。 現在の太陽風磁場が南向きに強まっていることから、 この後も大きい変化が発生しそうです。 太陽は、比較的穏やかな状態が続いています。 南東(左下)の3635黒点群でC6.5、 中心部南西側(右下)の3628群でC6.9の 小規模フレアが発生しています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |