宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 9/14 14:11 更新 太陽風の速度は平均的な状態に戻り、磁場の南向き傾向も終わっています。 担当 篠原 太陽風は、速度は500km/秒から420km/秒へ下がり、 平均的な状態に戻っています。 磁場強度は、5〜8nTの間をゆっくり変化しています。 磁場の南北成分は南寄りの傾向が続き、 -5n程度で推移していました。 このため、磁気圏は活動的な状態が続き AE指数は500〜1000nTの中規模の変化が続いています。 しかし、太陽風のグラフの最後で、 南北成分は0nT付近に変わっています。 この後、磁気圏は穏やかになりそうです。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 南北のコロナホールが太陽の西側に進んでいます。 この領域から高速の太陽風はやって来るでしょうか。 昨日の昼頃の現象ですが、13日11時(世界時13日2時)頃に、 太陽の右下に飛び出すCME(コロナ質量放出)が発生しました。 SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。 SDO衛星AIA131では、 直前の13日9時(世界時13日0時)に このCMEに繋がるコロナの噴出が見えています。 この領域では、今日、14日11時(世界時14日2時)にも 同じ様な噴出が見えています。 CMEも発生しているのではないでしょうか。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) CMEの直前に太陽の南西の端で発生したコロナの噴出。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 南西の端で再び発生した噴出。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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