宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:55)
今日、M1.7の中規模フレアが発生しました。
また、M3.6の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/26 13:34 M1.7
11:46 C3.9
10:34 C7.4
00:28 M1.3
7/25 21:27 C3.0
19:48 C2.9
10:56 C9.1
10:22 C5.1
09:26 C8.4
08:24 C2.8
06:37 C2.8
03:02 C6.8
02:12 M3.0
7/24 19:47 C3.0
16:30 M3.6
08:28 C5.0
07:27 C4.8

黒点  7/26 (NOAA)
磁場 フレア
3751 2 βγ M4
3755 1 α ---
3756 1 α ---
3757 1 α ---
3761 4 βγ C7
3762 35 βγδ C9
3763 2 β ---
3764 4 β C3
3765 1 α ---
3766 5 β C2
3767 5 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:45 520 -8.1
-2 h 507 -5.9
-4 h 484 -5.3
-6 h 417 +7.6
-8 h 410 -0.3
-10 h 401 +1.1
-12 h 392 -2.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -15 -/ -
-2 h -16 -/ -
-4 h 12 -/ -
-6 h 14 -/ -
-8 h 22 -/ -
-10 h 15 -/ -
-12 h 12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
7/26 0.2 1x10^2
7/25 1.3 1x10^2
7/24 20.6 1x10^2
7/23 24.8 2x10^2
7/22 0.5 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 7/21 13:24 太陽風の速度はより低速になっています。磁気圏は穏やかです。
2024/ 7/22 14:30 フィラメント噴出によりハロー型のCMEが発生しました。
2024/ 7/23 12:51 CMEによる太陽風の乱れは明日到来する可能性があります。太陽風は低速です。
2024/ 7/24 12:37 CMEによる太陽風の乱れが到来しました。磁場は北向きで、磁気圏は穏やかです。
2024/ 7/25 13:48 太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。太陽の向こう側でCMEが発生しました。
最新のニュース

2024/ 7/26 13:55 更新
太陽風の速度が高まり、磁気圏の活動が強まっています。

担当 篠原

太陽風は、320km/秒と低速の状態でしたが、
昨夜、25日22時(世界時25日13時)に400km/秒へ上がり、
その後も上昇が続いて、
現在は500km/秒と高速の風に変わっています。
磁場強度も強まっていて、
10nTから一時20nTに強まり、
その後10nTに戻る変化をしています。

磁場の南北成分は、グラフの初めは北寄りでしたが、
後半は南北に変化する様になり、
磁場が強まっていることもあって、
-10nTに達する大きい南向きの変化が発生しています。

速度の高まりも重なって、
磁気圏の活動は次第に活発になっています。
AE指数は、途中から500nTの変化が続く様になり、
最後は1500nTと大きい変化が発生しています。

この後も活動は続くでしょうか。
太陽風の推移と共に注目して下さい。


太陽は、西の端(右端)に達した3751黒点群で、
深夜、26日0時半(世界時25日15時半)に
M1.3の中規模フレアが発生しました。
現在は向こう側に進んで、見えなくなっています。

こちら側の領域では目立った変化は起きていません。
太陽は、穏やかになりそうです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。