宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2024/ 7/26 13:55 更新 太陽風の速度が高まり、磁気圏の活動が強まっています。 担当 篠原 太陽風は、320km/秒と低速の状態でしたが、 昨夜、25日22時(世界時25日13時)に400km/秒へ上がり、 その後も上昇が続いて、 現在は500km/秒と高速の風に変わっています。 磁場強度も強まっていて、 10nTから一時20nTに強まり、 その後10nTに戻る変化をしています。 磁場の南北成分は、グラフの初めは北寄りでしたが、 後半は南北に変化する様になり、 磁場が強まっていることもあって、 -10nTに達する大きい南向きの変化が発生しています。 速度の高まりも重なって、 磁気圏の活動は次第に活発になっています。 AE指数は、途中から500nTの変化が続く様になり、 最後は1500nTと大きい変化が発生しています。 この後も活動は続くでしょうか。 太陽風の推移と共に注目して下さい。 太陽は、西の端(右端)に達した3751黒点群で、 深夜、26日0時半(世界時25日15時半)に M1.3の中規模フレアが発生しました。 現在は向こう側に進んで、見えなくなっています。 こちら側の領域では目立った変化は起きていません。 太陽は、穏やかになりそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |