宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2024/ 6/27 11:45 更新 太陽風は低速です。太陽は穏やかになっています。 担当 篠原 太陽風は、350km/秒と低速の状態が続いています。 磁場強度は10nTから4nTへ下がり、 平均的な状態に戻っています。 磁場の南北成分は、 グラフの前半で-8nT程度の南向きの強まりが 4時間ほど続いています。 この影響で磁気圏の活動が強まり、 AE指数は、800nTの中規模の変化が発生しています。 その後は、0nT付近で小さく変化する様になり、 AE指数も変化が小さくなって、 磁気圏は穏やかになっています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 コロナホールは見えていません。 太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 太陽は、南東(左下)の3728黒点群で C6.2の小規模フレアが発生した程度で、 活動が見られなくなっています。 X線グラフの全体の強度も下がっています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |