宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 6/26 15:39 更新 太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、 320km/秒から350km/秒へ小幅ですが上がっています。 低速の状態は続いています。 磁場強度も、5nTから10nTへゆっくり上がっていて、 強まった状態になっています。 磁場の南北成分は、 グラフの中盤以降は北寄りの傾向になっています。 このためAE指数も後半は変化がなく、 磁気圏は穏やかになっています。 昨日の朝の現象ですが、25日6時(世界時24日21時)頃から、 太陽の東端近く(右端)で 南北に長いフィラメントの噴出が発生しています。 やや見にくいですが、SDO衛星AIA304の動画を掲載します。 この噴出によりCME(コロナ質量放出)が発生していて、 SOHO衛星LASCO C2、C3で、 太陽の右側に広がる様子が観測されています。 横向きに近い噴出ですが、 NOAA/SWPCの太陽風予報によると、 29日1時(世界時28日16時)頃に 太陽風の弱い乱れが地球にやって来る可能性があるとのことです。 また、今朝、26日7時(世界時25日22時)に、 中心部の3720黒点群でC3.9の小規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA193の動画を見ると、 このフレアに伴って、コロナが噴出する様な変化が見えています。 太陽風の弱い乱れがやって来るかもしれません。 (c) SDO衛星AIA304、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の右側へ広がるCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 29日1時(世界時28日16時)頃に太陽風の弱い乱れが到来する可能性があります。 (c) NOAA/SWPC 中心部の3720黒点群で発生したC3.9の小規模フレア。 (c) SDO衛星AIA193 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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