宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (15:39)
今日、C5.6の小規模フレアが発生しました。
また、M1.8の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/26 09:09 C4.7
05:05 C3.3
04:16 C5.6
6/25 23:48 C5.0
21:27 M1.0
06:26 C5.3
04:23 C5.8
04:06 M1.1
02:04 C7.8
01:39 C6.9
01:07 C8.3
6/24 22:53 C7.5
22:19 C8.6
20:44 M1.5
20:10 M1.1
18:48 C9.5
13:48 M1.8
13:11 M1.3
08:13 C4.9
06:31 C5.3
04:34 C5.5
03:13 C4.1
01:30 C4.8
00:38 C4.7

黒点  6/26 (NOAA)
磁場 フレア
3719 13 β ---
3720 15 βγ M1
3721 2 α ---
3722 1 α ---
3723 12 βγδ M1
3724 1 α ---
3727 1 α C5
3728 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
15:36 354 -4.1
-2 h 357 +9.8
-4 h 356 +8.1
-6 h 347 +3.6
-8 h 349 +7.0
-10 h 343 +5.8
-12 h 333 +1.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
15:30 8 -/ -
-2 h 6 -/ -
-4 h -1 -/ -
-6 h -4 -/ -
-8 h -5 -/ -
-10 h -4 -/ -
-12 h -6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
6/26 0.3 1x10^2
6/25 0.4 2x10^2
6/24 0.4 2x10^2
6/23 0.3 2x10^3
6/22 0.3 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 6/21 11:51 太陽風は平均的な速度で、磁気圏は穏やかです。
2024/ 6/22 14:22 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。
2024/ 6/23 13:08 太陽風は低速の状態が続いています。磁気圏も穏やかです。
2024/ 6/24 13:31 太陽の南東に3723黒点群が現れ、M9.3の中規模フレアが起きました。
2024/ 6/25 11:55 太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2024/ 6/26 15:39 更新
太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、
320km/秒から350km/秒へ小幅ですが上がっています。
低速の状態は続いています。
磁場強度も、5nTから10nTへゆっくり上がっていて、
強まった状態になっています。

磁場の南北成分は、
グラフの中盤以降は北寄りの傾向になっています。
このためAE指数も後半は変化がなく、
磁気圏は穏やかになっています。


昨日の朝の現象ですが、25日6時(世界時24日21時)頃から、
太陽の東端近く(右端)で
南北に長いフィラメントの噴出が発生しています。
やや見にくいですが、SDO衛星AIA304の動画を掲載します。

この噴出によりCME(コロナ質量放出)が発生していて、
SOHO衛星LASCO C2、C3で、
太陽の右側に広がる様子が観測されています。

横向きに近い噴出ですが、
NOAA/SWPCの太陽風予報によると、
29日1時(世界時28日16時)頃に
太陽風の弱い乱れが地球にやって来る可能性があるとのことです。

また、今朝、26日7時(世界時25日22時)に、
中心部の3720黒点群でC3.9の小規模フレアが発生しました。
SDO衛星AIA193の動画を見ると、
このフレアに伴って、コロナが噴出する様な変化が見えています。
太陽風の弱い乱れがやって来るかもしれません。



太陽の東端近くで発生したフィラメント噴出。
(c) SDO衛星AIA304、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の右側へ広がるCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


29日1時(世界時28日16時)頃に太陽風の弱い乱れが到来する可能性があります。
(c) NOAA/SWPC


中心部の3720黒点群で発生したC3.9の小規模フレア。
(c) SDO衛星AIA193 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。