宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 6/24 13:31 更新 太陽の南東に3723黒点群が現れ、M9.3の中規模フレアが起きました。 担当 篠原 昨夜、23日22時(世界時23日23時)に、 太陽の南東の端(左下)の3723黒点群で、 M9.3の中規模フレアが発生しました。 3723群は、27日前は3697群、 さらにその前の周期では3664群として、 たくさんのXクラスフレアを起こした領域です。 今回はXクラスには少し届きませんでしたが、 この後、どの様な活動を起こすでしょうか。 注目してください。 太陽風は、速度が360km/秒から330km/秒へ少し下がっています。 低速の状態が続いています。 磁場強度は、グラフの前半で11nTに強まっていますが、 その後はゆっくりと下がって、 現在は4nTと平均的な状態に戻っています。 磁場の南北成分は、 グラフの初めに南向きの強まりが見られ、 ここでAE指数に800nTの中規模の変化が発生しています。 以降は南北に小さく変化する程度で、 AE指数も変化が小さくなり、現在の磁気圏は穏やかです。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールは特に見えていません。 太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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