宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 6/25 11:55 更新 太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、300〜330km/秒と低速の風が続いています。 磁場強度は、3nTとやや弱い状態でしたが、 グラフの途中で6nTに上がり、平均的な状態になっています。 磁場の南北成分は、0nT付近か弱い北寄りで、 磁気圏は穏やかな状態が続いています。 太陽風のグラフの最後で磁場が弱い南向きになっていますが、 速度が下がっているので、磁気圏活動の強まりは弱いでしょう。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見えていません。 太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 太陽は、GOES衛星のX線データが、 今朝以降停止していますが、 SDO衛星の画像を見ると、 特に活動は発生していません。 昨夜以降、中心部の3720黒点群でM1.1、 南西の端(右下)の3713群でM1.5、M1.1の 中規模フレアが発生しています。 南東の端近く(左下)の3723群は、 C7.8の小規模フレアを起こした程度で、 目立った活動は起こしていません。 昨日、24日12時(世界時24日3時)頃に、 太陽の南西の端の向こう側で活動が発生した様で、 SOHO衛星LASCO C2、C3で太陽の右下に広がる CME(コロナ質量放出)が観測されています。 動画を掲載します。 向こう側の現象なので、地球への影響はありません。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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