宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 6/21 11:51 更新 太陽風は平均的な速度で、磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、490km/秒から430km/秒へ下がり、 平均的な速さに戻っています。 磁場強度は、4nTと平均的な状態です。 太陽風磁場の南北成分は、 グラフの中盤で弱い南寄りになっっています。 AE指数は、この頃に300nTくらいの小規模の変化が続いています。 太陽風のグラフの後半では磁場は北向きに傾向が変わっています。 このため、AW指数も最後は変化がなくなって、 現在の磁気圏は穏やかです。 SDO衛星AIA193では、 北半球のコロナホールが北西(右上)にだいぶ進んでいます。 太陽風速度の高まりはやって来るでしょうか。 太陽は、南東の端近く(左下)の3719黒点群の活動が強まって、 21日0時(世界時20日15時)にM1.1、 21日8時(世界時20日23時)にM5.7と、 中規模フレアが2回発生しています。 どちらも短い時間の変化で、 X線グラフでは幅の細い高まりになっています。 また、20日21時半(世界時20日12時半)には、 北東の端の向こう側でフレアが発生した様です。 この後、どの様な領域が現れるでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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