宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2024/ 6/19 12:37 更新 太陽風は高速の状態が続いています。中規模フレアが発生しています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 580km/秒から550km/秒へ少し下がっていますが、 高速の状態が続いています。 磁場強度は、7nTから3nTへ下がり、 やや弱くなっています。 高速風の領域は、後半に入ったのかもしれません。 磁場の南北成分は、 0nT付近で南寄りになったり、北寄りになったりしています。 AE指数も、500nT程度の変化が発生したり静かになったりと、 太陽風磁場とともに変化しています。 SDO衛星AIA193では、 北半球側のコロナホールが太陽の中心線上に広がっています。 緯度が高めですが、 明後日くらいから太陽風に影響が見られるかもしれません。 速度の高まりに注目して下さい。 太陽は、南西側(右下)の3712黒点群で、 昨夜、18日20時と21時(世界時18日11時と12時)に、 M2.4とM1.1の中規模フレアが発生し、 その前後でCクラスの小規模フレアが発生しています。 活動的な状態は続いているので、引き続き注目してください。 また、今日未明、19日2時(世界時18日17時)頃に、 太陽の北西側(右上)と北西の端で、 フィラメント噴出とプロミネンス噴出が発生しました。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 どちらも上寄りに噴出が発生していて、 SOHO衛星LASCO C2、C3でも 右上に向かってCME(コロナ質量放出)が広がっています。 地球への影響はなさそうです。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) CMEが太陽の右上に広がっています。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |