宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:37)
今日、C8.1の小規模フレアが発生しました。
また、M2.4の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/19 12:18 C3.9
10:48 C4.8
06:44 C8.1
06:00 C6.1
00:36 C5.5
6/18 21:33 C5.9
21:11 M1.1
20:48 C7.9
20:10 M2.4
19:36 C5.1
18:48 C5.0
12:03 C3.0
07:52 C6.0
05:00 M1.3
6/17 19:41 M1.5
18:25 C3.1
16:53 M1.5
16:07 C2.5
12:22 C4.2
09:46 C6.2
07:23 C4.4
06:19 C6.6
05:02 C5.2
04:02 C3.5
01:53 C4.0
01:00 C4.7
00:39 C6.7
00:09 C4.9

黒点  6/19 (NOAA)
磁場 フレア
3708 1 α ---
3709 1 α C6
3711 4 β M1
3712 40 βγδ M2
3713 20 βγ C3
3716 24 βγ C4

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:26 540 -0.9
-2 h 552 -0.7
-4 h 544 +1.2
-6 h 549 +1.1
-8 h 561 +0.3
-10 h 560 -2.5
-12 h 584 +0.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -3 -/ -
-2 h -2 -/ -
-4 h -8 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 6x10^1
6/19 0.3 2x10^2
6/18 0.3 1x10^2
6/17 0.2 1x10^2
6/16 0.4 1x10^2
6/15 0.8 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 6/14 14:29 太陽風は低速です。Mクラスのフレアが発生しています。
2024/ 6/15 12:52 太陽風は低速ですが、磁場が弱い南寄りになり、磁気圏の弱い活動が続いています。
2024/ 6/16 13:40 太陽風の弱い乱れが到来しました。3712黒点群でフレアが増えています。
2024/ 6/17 13:28 太陽風の速度が高まっています。3712黒点群のフレアが続いています。
2024/ 6/18 13:41 太陽の向こう側でCMEが続いています。太陽風は高速です。
最新のニュース

2024/ 6/19 12:37 更新
太陽風は高速の状態が続いています。中規模フレアが発生しています。

担当 篠原

太陽風の速度は、
580km/秒から550km/秒へ少し下がっていますが、
高速の状態が続いています。
磁場強度は、7nTから3nTへ下がり、
やや弱くなっています。
高速風の領域は、後半に入ったのかもしれません。

磁場の南北成分は、
0nT付近で南寄りになったり、北寄りになったりしています。
AE指数も、500nT程度の変化が発生したり静かになったりと、
太陽風磁場とともに変化しています。

SDO衛星AIA193では、
北半球側のコロナホールが太陽の中心線上に広がっています。
緯度が高めですが、
明後日くらいから太陽風に影響が見られるかもしれません。
速度の高まりに注目して下さい。


太陽は、南西側(右下)の3712黒点群で、
昨夜、18日20時と21時(世界時18日11時と12時)に、
M2.4とM1.1の中規模フレアが発生し、
その前後でCクラスの小規模フレアが発生しています。
活動的な状態は続いているので、引き続き注目してください。

また、今日未明、19日2時(世界時18日17時)頃に、
太陽の北西側(右上)と北西の端で、
フィラメント噴出とプロミネンス噴出が発生しました。
GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。

どちらも上寄りに噴出が発生していて、
SOHO衛星LASCO C2、C3でも
右上に向かってCME(コロナ質量放出)が広がっています。
地球への影響はなさそうです。



太陽の北西側で発生したフィラメント噴出とプロミネンス噴出。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


CMEが太陽の右上に広がっています。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。