宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 6/ 6 12:46 更新 太陽風は低速になっています。磁気圏も概ね静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度は、450km/秒から370km/秒へ下がり、 低速になっています。 磁場強度は、6nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、グラフの中盤で弱い南向きになっています。 この影響で、AE指数に600nTの中規模の変化が発生しています。 その他の時間帯は、磁気圏は穏やかです。 太陽風のグラフの最後では、 磁場が弱い南向きに変化しています。 この傾向が続くと、 磁気圏で小規模の変化が見られる様になるでしょう。 太陽は、南西側(右下)に進んだ3697黒点群で、 M3.4とM2.6の中規模フレアが発生しています。 また、南東の端(左下)で、 C6.8、C9.5の小規模フレアが発生しています。 この後、活動的な領域が現れそうです。 深夜、6日0時(世界時5日15時)頃に、 北東側(左上)でフィラメント噴出が発生しました。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 コロナのガスが大きく噴き上がっていて、 SOHO衛星LASCO C2、C#では、 CME(コロナ質量放出)が観測されています。 地球に対して横向きの噴出なので、影響はないでしょう。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の左上へ広がるCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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