宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:46)
今日、C9.5の小規模フレアが発生しました。
また、M3.5の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/ 6 08:58 C9.5
06:54 C3.6
04:00 C6.8
6/ 5 20:57 C4.7
20:26 C3.9
18:55 M2.6
17:35 M3.5
14:22 C3.3
12:13 C6.0
05:45 C3.1
03:43 C3.5
00:31 C4.7
6/ 4 21:44 C4.8
17:59 M1.6
14:50 M2.4
12:43 C8.3
10:51 C2.9
09:43 C3.8
07:05 C8.1
06:20 C8.3

黒点  6/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
3691 2 β ---
3695 2 β C5
3697 32 βγδ M3
3698 8 β C5
3699 2 β ---
3700 3 β ---
3701 8 β C4
3702 1 α ---
3703 8 β C4
3704 1 α ---
3705 1 α ---
3706 5 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:36 367 -3.2
-2 h 374 +1.4
-4 h 374 +2.9
-6 h 384 +2.2
-8 h 396 -2.2
-10 h 402 -3.5
-12 h 413 -2.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -13 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -20 -/ -
-6 h -16 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^1
6/ 6 0.2 2x10^2
6/ 5 0.3 1x10^2
6/ 4 0.2 3x10^2
6/ 3 0.3 4x10^2
6/ 2 0.3 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 6/ 1 13:29 太陽風は低速の状態が続いています。X1.1の大規模フレアが発生しました。
2024/ 6/ 2 12:00 X1.4とX1.0の大規模フレアが発生しました。CMEによる太陽風の乱れが到来しそうです。
2024/ 6/ 3 14:11 金星が太陽の向こう側を通過中です。太陽風は低速の状態が続いています。
2024/ 6/ 4 13:58 太陽風の乱れが到来しましたが、磁気圏は穏やかに推移しています。
2024/ 6/ 5 15:21 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2024/ 6/ 6 12:46 更新
太陽風は低速になっています。磁気圏も概ね静穏です。

担当 篠原

太陽風の速度は、450km/秒から370km/秒へ下がり、
低速になっています。
磁場強度は、6nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、グラフの中盤で弱い南向きになっています。
この影響で、AE指数に600nTの中規模の変化が発生しています。
その他の時間帯は、磁気圏は穏やかです。

太陽風のグラフの最後では、
磁場が弱い南向きに変化しています。
この傾向が続くと、
磁気圏で小規模の変化が見られる様になるでしょう。


太陽は、南西側(右下)に進んだ3697黒点群で、
M3.4とM2.6の中規模フレアが発生しています。

また、南東の端(左下)で、
C6.8、C9.5の小規模フレアが発生しています。
この後、活動的な領域が現れそうです。

深夜、6日0時(世界時5日15時)頃に、
北東側(左上)でフィラメント噴出が発生しました。
GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。

コロナのガスが大きく噴き上がっていて、
SOHO衛星LASCO C2、C#では、
CME(コロナ質量放出)が観測されています。

地球に対して横向きの噴出なので、影響はないでしょう。



北東側で発生したフィラメント噴出。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の左上へ広がるCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。