宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 6/ 1 13:29 更新 太陽風は低速の状態が続いています。X1.1の大規模フレアが発生しました。 担当 篠原 太陽風の速度は、360km/秒から340km/秒へ、 小さい変化ですがゆっくりと下がっています。 磁場強度も5nTから4nTへ下がっています。 低速の穏やかな状態が続いていて、 CME(コロナ質量放出)による乱れは到来していない様です。 太陽風磁場の南北成分は弱い南寄りの傾向が続き、 AE指数は300nTと小規模の変化が連続的に発生しています。 グラフの最後では、南北成分は0nTに上がっています。 この後は南北どちら寄りになるでしょうか。 太陽では、南東側(左下)の3697黒点群の活動が続いています。 昨夜、5月31日20時(世界時31日11時)にM1.0の中規模フレア。 そして、今朝、6月1日7時(世界時31日22時)に X1.1の大規模フレアが発生しています。 3697群が南東の端に現れた後では、 27日のX2.8、29日のX1.4に続いて、 3回目のXクラスフレアです。 今回のフレアでは、CMEは発生していない様です。 また、北西(右上)の3691群で、 C5.4、C8.0、C2.9などの小規模フレアが発生し、 北東(左上)の3698群でも 小さい活動が頻繁に発生しています。 これらの領域も注目して下さい。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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