宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 6/ 4 13:58 更新 太陽風の乱れが到来しましたが、磁気圏は穏やかに推移しています。 担当 篠原 今朝、4日6時半(世界時3日21時半)に、 太陽風磁場が6nTから18nTへ強まる変化が ACE衛星で観測されました。 その後、磁場強度は一段下がりましたが、 現在も10nTと強まった状態です。 一方、太陽風の速度は 310km/秒から400km/秒へゆっくり上昇しています。 こちらは平均的な状態に上がった程度です。 2日未明に発生したCME(コロナ質量放出)による 太陽風の乱れが到来した様です。 乱れとしては比較的小規模に留まっています。 太陽風磁場の南北成分は、初めは北寄りに強まりました。 このため磁気圏への影響は小さく、 AE指数は穏やかな状態が続いています。 しかし、太陽風のグラフの最後辺りから -5nTを超えるくらいの南向きの強まりが見られる様になり、 AE指数も変化が起きかけています。 磁場強度が強まっている間は、南向きの変化に注意して下さい。 太陽は、中心部南側の3697黒点群で、M3.2、M2.8、 北西(右上)の3695群でM4.8と中規模フレアが発生しています。 X線グラフを見ると、 全体としては、活動は落ち着いて来ているように感じます。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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