宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (15:11)
今日、M1.3の中規模フレアが発生しました。
また、X2.9の大規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/29 10:01 M1.3
09:13 C6.7
08:30 C8.0
06:54 C4.2
06:08 C3.8
04:44 C7.2
03:22 C9.0
03:00 C3.9
02:06 C4.2
00:56 C3.4
00:20 C4.7
5/28 23:52 C6.0
22:38 C5.1
20:56 C5.4
19:40 C8.5
19:18 C7.5
18:32 C5.6
18:00 C4.9
16:42 C3.8
15:30 C4.1
14:03 C4.3
12:37 C7.8
12:18 C3.6
10:28 C7.6
08:56 C4.8
03:22 C8.9
02:47 C4.7
01:13 C4.8
5/27 21:23 C6.7
15:52 X2.9
13:18 C5.5
11:28 C6.9
10:41 C4.4
10:16 C3.8
01:56 C7.4
01:33 C5.9
01:02 C3.3

黒点  5/29 (NOAA)
磁場 フレア
3685 3 β ---
3686 3 β ---
3690 1 α ---
3691 20 βγδ C9
3692 6 β ---
3693 8 β ---
3695 4 β ---
3696 1 α ---
3697 5 βγ X2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
15:06 343 +4.2
-2 h 316 +3.3
-4 h 314 +4.5
-6 h 318 +5.1
-8 h 322 +5.9
-10 h 328 +5.5
-12 h 333 +5.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
14:30 8 -/ -
-2 h 6 -/ -
-4 h 7 -/ -
-6 h -3 -/ -
-8 h -3 -/ -
-10 h 6 -/ -
-12 h 5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
5/29 0.3 5x10^2
5/28 0.3 6x10^2
5/27 0.3 6x10^2
5/26 0.4 5x10^2
5/25 0.3 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 5/24 12:23 太陽風磁場が南寄りになり、磁気圏の活動が高まっています。
2024/ 5/25 13:57 太陽風はやや低速で、磁気圏は穏やかです。
2024/ 5/26 15:16 太陽風は平均的な状態です。太陽は穏やかです。
2024/ 5/27 14:06 太陽風はやや低速です。Cクラスのフレアが続いています。
2024/ 5/28 11:59 X2.8の大規模フレアが発生しました。3664黒点群が再び現れています。
最新のニュース

2024/ 5/29 15:11 更新
3697黒点群で小規模の活動が続いています。太陽風は低速です。

担当 篠原

一昨日、27日に発生したX2.8大規模フレアの後の
ポストフレアループの様子を、
SDO衛星AIA171の動画で紹介します。
美しいループが次々に輝いています。

このフレアを起こした3697黒点群は、
その後もCクラスフレアを活発に起こしています。
SDO衛星AIA131の動画で、この1日間の様子を紹介します。

X線グラフを見ると、C7.5、C8.5、C8.9、C7.2、C8.0など、
大きめのCクラスフレアが続き、
29日10時(世界時29日1時)には、
M1.3の中規模フレアも発生しています。

引き続き注目して下さい。

太陽では、28日14時半(世界時28日5時半)に、
右下に向かってCME(コロナ質量放出)が飛び出しています。
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。
太陽のこちら側では対応する活動が見られないので、
向こう側で発生した現象の様です。


太陽風は、速度が350km/秒から310km/秒へ下がりましたが、
昼頃に少し上がって、350km/秒に戻っています。
低速の状態は続いています。
磁場強度は、5〜7nTで推移していましたが、
グラフの最後で、小幅ですが8nTに急に強まる変化が発生しています。

磁場の南北成分は、北向きで推移しています。
磁気圏は穏やかで、AE指数はほとんど変化のない状態です。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
コロナホールは特に見えていません。
太陽風は穏やかに推移しそうです。




X2.8大規模フレアの後に見られたポストフレアループ。
(c) SDO衛星AIA171 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


この1日間の3697黒点群の活動の様子。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の右下に向かって広がるCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。