宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2024/ 5/22 15:14 更新 太陽風は平均的な状態です。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、速度は400km/秒、磁場強度は6nTと 平均的な状態で推移しています。 磁場の南北成分は、 グラフの前半は南北に変化していますが、 中盤以降は北寄りになっています。 このため、オーロラの活動度を示すAE指数は、 途中に小規模の変化が見られますが、 以降は変化がなくなっています。 現在の磁気圏は穏やかです。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 北半球の高緯度域のコロナホールが目立っています。 この後、影響はやって来るでしょうか。 太陽は、南西の端(右下)近くの3679黒点群で、 今朝、22日4時半(世界時21日19時半)にM1.9、 今日の昼、22日12時(世界時22日3時)にM1.5と 中規模フレアが2回発生しています。 2つめの直後に、南西の端に達した3683群で、 M2.3の中規模フレアが発生しています。 2か所で発生したフレアの様子を、 SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 可視光写真は、 南半球の赤道近くで、黒点が東西に並んでいます。 印象的な見え方です。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |