宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (15:14)
今日、M2.3の中規模フレアが発生しました。
また、M2.5の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/22 12:41 M2.3
12:05 M1.5
07:30 C3.9
04:23 M1.9
00:57 C6.9
5/21 22:48 C6.6
22:30 C7.0
16:25 C4.8
14:52 C4.3
5/20 14:35 C6.7
06:51 M1.6
02:52 M2.5

黒点  5/22 (NOAA)
磁場 フレア
3674 1 α C4
3679 13 βγ M2
3682 2 α ---
3683 4 β M2
3684 8 β ---
3685 17 βγ M3
3686 5 β C3
3688 3 β ---
3689 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
15:06 390 +1.7
-2 h 412 +0.7
-4 h 392 +2.8
-6 h 376 -0.2
-8 h 399 -0.6
-10 h 412 +2.4
-12 h 406 +3.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
14:30 -17 -/ -
-2 h -19 -/ -
-4 h -19 -/ -
-6 h -27 -/ -
-8 h -21 -/ -
-10 h -13 -/ -
-12 h -22 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^2
5/22 0.4 1x10^3
5/21 0.5 1x10^3
5/20 0.7 1x10^3
5/19 1.0 4x10^2
5/18 3.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 5/17 12:14 太陽風の乱れが到来して、磁気圏の活動が強まりました。
2024/ 5/18 13:43 太陽風の次の乱れが到来して、磁気圏の活動が強まりました。
2024/ 5/19 12:55 太陽風は平均的な状態です。磁気圏はやや活動的です。
2024/ 5/20 13:18 太陽風は平均的な速度が続いています。
2024/ 5/21 11:51 太陽風はやや低速で、磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2024/ 5/22 15:14 更新
太陽風は平均的な状態です。磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

太陽風は、速度は400km/秒、磁場強度は6nTと
平均的な状態で推移しています。

磁場の南北成分は、
グラフの前半は南北に変化していますが、
中盤以降は北寄りになっています。
このため、オーロラの活動度を示すAE指数は、
途中に小規模の変化が見られますが、
以降は変化がなくなっています。
現在の磁気圏は穏やかです。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
北半球の高緯度域のコロナホールが目立っています。
この後、影響はやって来るでしょうか。


太陽は、南西の端(右下)近くの3679黒点群で、
今朝、22日4時半(世界時21日19時半)にM1.9、
今日の昼、22日12時(世界時22日3時)にM1.5と
中規模フレアが2回発生しています。
2つめの直後に、南西の端に達した3683群で、
M2.3の中規模フレアが発生しています。

2か所で発生したフレアの様子を、
SDO衛星AIA131の動画で紹介します。

可視光写真は、
南半球の赤道近くで、黒点が東西に並んでいます。
印象的な見え方です。



3679群でM1.5、3683群でM2.3の中規模フレアが発生しました。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。