宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 5/19 12:55 更新 太陽風は平均的な状態です。磁気圏はやや活動的です。 担当 篠原 太陽風の速度は、 420km/秒から390km/秒へ少し下がっていますが、 平均的な状態です。 磁場強度は10nTから6nTへ下がっています。 グラフの最後で8nTへ上がる変化が見えていますが、 この後どうなるでしょうか。 磁場の南北成分は、 グラフの前半は南寄りの状態が続きました。 磁気圏の活動も高まって、 AE指数は700nTの中規模の変化が続きました。 その後、磁場は0nT付近になり、 磁気圏も穏やかになっています。 太陽風のグラフの最後で、 南北成分は弱い南寄りに変わっています。 AE指数のグラフも最後に高まりが見えています。 このまま磁場の南寄りの傾向が続くと、 磁気圏もやや活動的な状態が続くでしょう。 太陽は、昨日のニュース以降は、 中心部の3679黒点群でC7.2、 南東(左下)の3685群で、C4.1、C3.9の 小規模フレアが発生した程度で、 落ち着いた状態になっています。 今朝、19日6時(世界時18日18日21時)頃に、 南側(下側)でフィラメント噴出が発生しました。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 この噴出により、 CME(コロナ質量放出)が太陽の下に向かって発生しています。 部分的な画像しかありませんが、 STEREO Ahead衛星COR2の動画を掲載します。 横向きの噴出になっている様で、地球への影響はなさそうです。 太陽の南側で発生したフィラメント噴出。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の下側へ飛び出すCME。 (c) STEREO Ahead衛星COR2 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー陽子の変化 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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