宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 5/17 12:14 更新 太陽風の乱れが到来して、磁気圏の活動が強まりました。 担当 篠原 太陽風は、昨日の午後、16日14時(世界時16日5時)頃に 速度は430km/秒から480km/秒へ、 磁場強度は5nTから15nTへ、 それぞれ高まる変化が発生しています。 CME(コロナ質量放出)に関係する乱れがやって来た様です。 磁場の南北成分は、 -10nT程度の強い南向きが4時間ほど発生し、 AE指数は、1000〜1700nTの大きい変化が発生しています。 その後は、磁場は北寄りに切り替わり、 磁気圏は穏やかになっています。 現在の太陽風は、速度は390km/秒と平均的な状態です。 磁場強度は10nTと少し強まっています。 太陽は、X2.9の大規模フレアを起こした 南東(左下)の3685黒点群は、 その後はM1.0の中規模フレアと C4.8の小規模フレアを起こした程度で、 比較的落ち着いた状態です。 一方、中心部南東側(左下)の3679群の活動がやや強まっていて、 昨日の午後以降、C4.3、C3.6、C4.5、C3.8 などの小規模フレアを起こし、 17日10時半(世界時17日1時半)に、 C8.7とMクラスに近い小規模フレアを起こしています。 この後の活動に注目してください。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー陽子の変化 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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