宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:14)
今日、M4.3の中規模フレアが発生しました。
また、X4.5の大規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 7 12:18 C9.6
09:43 M2.6
09:26 M1.1
07:03 M4.3
06:37 M1.2
06:17 C3.3
04:10 C9.4
03:36 C3.0
03:10 C3.7
02:05 C4.3
00:25 C6.2
5/ 6 23:26 C4.4
21:52 C9.3
19:53 C6.5
18:53 M1.5
14:54 X4.5
14:11 M1.3
13:11 C8.8
12:41 C5.8
09:31 M1.6
08:24 C4.1
07:18 C6.2
04:46 M1.3
03:36 M1.0
03:00 C8.7
01:56 M1.3
00:31 M2.2
5/ 5 23:35 M1.3
23:11 C7.5
20:41 X1.2
18:53 M7.4
18:23 M2.3
17:55 C8.4
17:11 M1.3
14:28 X1.3
13:20 C8.4
12:05 C8.8
10:16 M8.4
09:41 M1.3
08:28 M9.1
07:27 M3.2
06:25 C4.7
05:35 C4.4
04:36 C6.0
04:11 C5.6
03:07 M1.3
02:46 C4.0
02:10 C9.1
00:59 C6.4

黒点  5/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
3661 1 α ---
3662 1 α ---
3663 18 βγδ X5
3664 22 βγδ M2
3666 2 β ---
3667 1 α ---
3668 11 βγ ---
3669 1 α ---
3670 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:06 537 +3.1
-2 h 537 +0.8
-4 h 518 +2.2
-6 h 517 +3.2
-8 h 530 +3.4
-10 h 526 +0.2
-12 h 481 +6.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -18 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -19 -/ -
-8 h -20 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^1
5/ 7 0.3 1x10^2
5/ 6 0.3 2x10^2
5/ 5 0.3 2x10^2
5/ 4 0.3 1x10^2
5/ 3 0.3 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 5/ 2 13:31 太陽風磁場はやや強まった状態です。磁気圏は穏やかです。
2024/ 5/ 3 07:27 太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動が強まりました。
2024/ 5/ 4 09:43 X1.6の大規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2024/ 5/ 5 09:53 3663黒点群でMクラスのフレアが続いています。太陽風は低速になっています。
2024/ 5/ 6 10:11 Xクラスの大規模フレアが2回発生しました。
最新のニュース

2024/ 5/ 7 14:14 更新
X4.5の大規模フレアが発生しました。太陽風の速度が高まっています。

担当 篠原

昨日の午後、6日14時半(世界時6日5時半)に、
3663黒点群でX4.5の大規模フレアが発生しました。
X4に達するフレアの発生は、2月22日のX6.3以来で、
2か月半ぶりです。

3663黒点群では、
今朝、7日6時半(世界時6日21時半)以降も、
M1.2、M4.3、M2.6と中規模フレアが
連続的に発生しています。
引き続き注目してください。

また、中心部南側の3664、3668群でも、
フレアが次々に発生しています。
こちらにも注目してください。


太陽風は、昨日の午後から速度が高まり、
夜には500km/秒に達して、高速風に変わっています。
現在は540km/秒です。
反対に、磁場強度は15nTから次第に低下して、
今日未明に5nTと平均的な状態に戻っています。

磁場の南北成分は、比較的北寄りで推移しています。
時々、南向きに変化して、
磁気圏の活動も少し強まっていますが、
AE指数のグラフは、全体としては変化が少ない状態です。

太陽風の速度は、この後どの様に推移するでしょうか。
注目してください。



3663黒点群で発生した、X4.5の大規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


中心部南側の3664、36687黒点群の活動の様子。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。