宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:53)
今日、M9.1の中規模フレアが発生しました。
また、X1.6の大規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 5 08:28 M9.1
07:27 M3.2
06:25 C4.7
05:35 C4.4
04:36 C6.0
04:11 C5.6
03:07 M1.3
02:46 C4.0
02:10 C9.1
00:59 C6.4
5/ 4 23:52 C3.8
21:00 C4.2
17:33 C4.5
15:50 M1.5
15:05 M9.1
14:11 C3.1
12:45 C5.5
11:19 C5.8
10:28 C6.8
09:28 M1.6
08:11 M2.4
07:23 M1.2
05:52 C4.6
05:15 C3.9
03:44 C7.5
01:07 C8.0
5/ 3 17:03 M4.5
15:24 C5.3
14:11 C6.7
12:18 C7.4
11:13 X1.6
09:09 M2.7
08:13 C5.0
05:52 M2.7
03:52 C4.0
03:01 C2.7
02:24 C8.7
01:56 C6.3
01:19 C3.7

黒点  5/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
3661 1 α ---
3662 3 β ---
3663 30 βγδ X2
3664 20 βδ M3
3665 1 α ---
3666 10 β ---
3667 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:45 349 -1.7
-2 h 358 -2.3
-4 h 365 -2.3
-6 h 367 -1.7
-8 h 367 +0.1
-10 h 354 -0.4
-12 h 364 +0.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 -16 -/ -
-2 h -23 -/ -
-4 h -22 -/ -
-6 h -17 -/ -
-8 h -22 -/ -
-10 h -26 -/ -
-12 h -20 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 7x10^1
5/ 5 0.3 2x10^2
5/ 4 0.3 1x10^2
5/ 3 0.3 2x10^2
5/ 2 0.3 2x10^2
5/ 1 0.3 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 4/30 13:56 太陽風は平均的な速度です。磁気圏は穏やかです。
2024/ 5/ 1 11:57 M9.5の中規模フレアが発生しました。太陽風磁場が南向きに強まりました。
2024/ 5/ 2 13:31 太陽風磁場はやや強まった状態です。磁気圏は穏やかです。
2024/ 5/ 3 07:27 太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動が強まりました。
2024/ 5/ 4 09:43 X1.6の大規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
最新のニュース

2024/ 5/ 5 09:53 更新
3663黒点群でMクラスのフレアが続いています。太陽風は低速になっています。

担当 篠原

太陽の中心部北西側(右上)の3663黒点群で、
Mクラスの中規模フレアの発生が続いています。
昨日の午後、4日15時(世界時4日6時)にM9.1、
4日16時(世界時4日7時)にM1.5、
今日未明、5日3時(世界時4日18時)にM1.3、
今朝、5日7時半(世界時4日22時半)にM3.2、
そして、5日8時半(世界時4日23時半)にM9.0です。

昨日の午後と今朝の活動の様子を、
SDO衛星AIA131の動画で紹介します。

3663群では、
Cクラスの小規模フレアも多数発生しています。
引き続き注目してください。


太陽風は、速度が350km/秒へ下がり、
低速になっています。
磁場強度は、5nT前後と平均的な状態です。

磁場の南北成分は、
グラフの後半で弱い南寄りになっています。
このため磁気圏の活動も少し強まって、
AE指数に700nTの中規模の変化が発生しています。

速度が下がっているので影響は限定的ですが、
磁場の南寄りの傾向が続くと、
磁気圏の活動がやや高まった状態が続くでしょう。



3663黒点群で発生した、M9.1、M1.5の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


3663黒点群で発生した、M3.2、M9.0の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。