宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 5/ 5 09:53 更新 3663黒点群でMクラスのフレアが続いています。太陽風は低速になっています。 担当 篠原 太陽の中心部北西側(右上)の3663黒点群で、 Mクラスの中規模フレアの発生が続いています。 昨日の午後、4日15時(世界時4日6時)にM9.1、 4日16時(世界時4日7時)にM1.5、 今日未明、5日3時(世界時4日18時)にM1.3、 今朝、5日7時半(世界時4日22時半)にM3.2、 そして、5日8時半(世界時4日23時半)にM9.0です。 昨日の午後と今朝の活動の様子を、 SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 3663群では、 Cクラスの小規模フレアも多数発生しています。 引き続き注目してください。 太陽風は、速度が350km/秒へ下がり、 低速になっています。 磁場強度は、5nT前後と平均的な状態です。 磁場の南北成分は、 グラフの後半で弱い南寄りになっています。 このため磁気圏の活動も少し強まって、 AE指数に700nTの中規模の変化が発生しています。 速度が下がっているので影響は限定的ですが、 磁場の南寄りの傾向が続くと、 磁気圏の活動がやや高まった状態が続くでしょう。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 3663黒点群で発生した、M3.2、M9.0の中規模フレア。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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