宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 5/ 2 13:31 更新 太陽風磁場はやや強まった状態です。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、速度が400km/秒から350km/秒へ下がり、 低速になっています。 一方、13nTに強まっていた磁場強度は、 今朝くらいに一旦10nTを割りましたが、 グラフの最後で再び10nTに強まっています。 この後はどの様に推移するでしょうか。 磁場の南北成分は、 今朝までは北向きの状態が続き、 以降は0nT付近で小さく変化しています。 グラフの前半では10nTを超えていましたが、 北向きのため磁気圏への影響は小さく、 AE指数は変化のない状態が続いています。 SDO衛星AIA193では、 中心部の北側に小さいコロナホールが見えています。 2〜3日後くらいに、太陽風速度の高まりが見られるでしょうか。 太陽では、1日15時(世界時1日6時)に、 南西(右下)の3654黒点群の南側で C5.8の小規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 広い領域がゆっくりと光っていて、 X線グラフでも時間の長い高まりになっています。 SOHO衛星LASCO C2、C3では、 太陽の右下へ広がるCME(コロナ質量放出)が観測されています。 横向きに近い噴出ですが、 3日後くらいに弱い影響がやって来るかもしれません。 また、今朝、2日7時半(世界時1日22時半)にM1.8、 2日11時(世界時2日2時)にM1.0と、 中規模フレアが2回、北東側(左上)の3663群で発生しています。 この後の活動に注目してください。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の右下へ広がるCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 3663黒点群で発生した、M1.8とM1.0の中規模フレア。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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