宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:11)
今日、M2.2の中規模フレアが発生しました。
また、X1.3の大規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 6 09:31 C9.3
08:24 C4.1
07:18 C6.2
04:46 M1.3
03:36 M1.0
03:00 C8.7
01:56 M1.3
00:31 M2.2
5/ 5 23:35 M1.3
23:11 C7.5
20:41 X1.2
18:53 M7.4
18:23 M2.3
17:55 C8.4
17:11 M1.3
14:28 X1.3
13:20 C8.4
12:05 C8.8
10:16 M8.4
09:41 M1.3
08:28 M9.1
07:27 M3.2
06:25 C4.7
05:35 C4.4
04:36 C6.0
04:11 C5.6
03:07 M1.3
02:46 C4.0
02:10 C9.1
00:59 C6.4
5/ 4 23:52 C3.8
21:00 C4.2
17:33 C4.5
15:50 M1.5
15:05 M9.1
14:11 C3.1
12:45 C5.5
11:19 C5.8
10:28 C6.8
09:28 M1.6
08:11 M2.4
07:23 M1.2
05:52 C4.6
05:15 C3.9
03:44 C7.5
01:07 C8.0

黒点  5/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
3661 1 α ---
3662 1 α ---
3663 27 βγδ X1
3664 20 βδ M2
3665 1 α ---
3666 4 β ---
3667 1 α ---
3668 6 β ---
3669 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:06 383 +8.5
-2 h 378 -9.6
-4 h 360 -10.6
-6 h 357 -5.4
-8 h 326 +4.8
-10 h 319 +4.9
-12 h 330 +4.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 -57 -/ -
-2 h -54 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h 6 -/ -
-8 h 7 -/ -
-10 h 7 -/ -
-12 h 7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^1
5/ 6 0.3 2x10^2
5/ 5 0.3 2x10^2
5/ 4 0.3 1x10^2
5/ 3 0.3 2x10^2
5/ 2 0.3 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 5/ 1 11:57 M9.5の中規模フレアが発生しました。太陽風磁場が南向きに強まりました。
2024/ 5/ 2 13:31 太陽風磁場はやや強まった状態です。磁気圏は穏やかです。
2024/ 5/ 3 07:27 太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動が強まりました。
2024/ 5/ 4 09:43 X1.6の大規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2024/ 5/ 5 09:53 3663黒点群でMクラスのフレアが続いています。太陽風は低速になっています。
最新のニュース

2024/ 5/ 6 10:11 更新
Xクラスの大規模フレアが2回発生しました。

担当 篠原

昨日のニュース以降も3663黒点群の活発な活動は続き、
5日15時(世界時5日6時)にX1.3、
5日20時半(世界時5日11時半)にX1.2と、
Xクラスの大規模フレアが2回。
その前後に、M8.4、M1.3、M7.4、M1.3、M2.2、M1.3と、
中規模フレアも多く発生しています。

2つのXフレアの様子を、
SDO衛星AIA131の動画で紹介します。

X線グラフを見ると、フレアの規模は次第に下がっています。
この後、3663群の活動は落ち着くのか、
しばらく休んで再び高まるのか、
引き続き注目してください。

中心部南東(左下)の3664黒点群でも、
M2.3、M1.3、M1.0と中規模フレアが発生しています。
その左側の3668群でも小さい活動が起きています。
この後、活動の強まりが見られるでしょうか。


太陽風は、5nT前後と平均的な状態だった磁場強度が、
昨夜からゆっくり上昇して、現在は15nTに強まっています。
速度は、320km/秒と低速でしたが、
磁場の強まりとともに少し上昇して、
現在は380km/秒とやや低速程度になっています。

磁場の南北成分は、
グラフの後半、今日未明から今朝にかけて、
-10nTに達する強い南向きが発生しています。

このため、磁気圏の活動がある程度強まり、
AE指数は、800nTの中規模の変化が発生しています。

現在は磁場は北向きに切り替わっているので、
この後は、磁気圏は穏やかになるでしょう。

この後、太陽風はどの様に変化するでしょうか。



3663黒点群で発生した、X1.3、X1.2の大規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。