宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 5/ 6 10:11 更新 Xクラスの大規模フレアが2回発生しました。 担当 篠原 昨日のニュース以降も3663黒点群の活発な活動は続き、 5日15時(世界時5日6時)にX1.3、 5日20時半(世界時5日11時半)にX1.2と、 Xクラスの大規模フレアが2回。 その前後に、M8.4、M1.3、M7.4、M1.3、M2.2、M1.3と、 中規模フレアも多く発生しています。 2つのXフレアの様子を、 SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 X線グラフを見ると、フレアの規模は次第に下がっています。 この後、3663群の活動は落ち着くのか、 しばらく休んで再び高まるのか、 引き続き注目してください。 中心部南東(左下)の3664黒点群でも、 M2.3、M1.3、M1.0と中規模フレアが発生しています。 その左側の3668群でも小さい活動が起きています。 この後、活動の強まりが見られるでしょうか。 太陽風は、5nT前後と平均的な状態だった磁場強度が、 昨夜からゆっくり上昇して、現在は15nTに強まっています。 速度は、320km/秒と低速でしたが、 磁場の強まりとともに少し上昇して、 現在は380km/秒とやや低速程度になっています。 磁場の南北成分は、 グラフの後半、今日未明から今朝にかけて、 -10nTに達する強い南向きが発生しています。 このため、磁気圏の活動がある程度強まり、 AE指数は、800nTの中規模の変化が発生しています。 現在は磁場は北向きに切り替わっているので、 この後は、磁気圏は穏やかになるでしょう。 この後、太陽風はどの様に変化するでしょうか。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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