宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 5/ 4 09:43 更新 X1.6の大規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。 担当 篠原 太陽の中心部北側(上側)の3663黒点群で、 昨日の昼、3日11時(世界時3日2時)に、 X1.6の大規模フレアが発生しました。 Xクラスのフレアの発生は、 世界時3月28日のX1.1以来で、1か月ぶりです。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 3663群では、昨夕、3日17時(世界時3日8時)にM4.4、 今朝、4日8時半(世界時3日23時半)にM2.4と、 中規模フレアが続いています。 黒点も大きい姿を保っています。 引き続き注目してください。 太陽風は、昨日のニュースの後に、 速度が500km/秒まで高まりましたが、 その後はゆっくりと低下して、 現在は400km/秒と平均的な状態です。 磁場強度は、10nTから4nTへ下がり、 以降、平均的な状態が続いています。 磁場の南北成分は、0nT付近か、弱い北寄りです。 磁気圏は穏やかになっていて、 AE指数は小さい変化が見られる程度です。 3663黒点群で発生したX1.6の大規模フレア。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 3663黒点群で発生したM4.4の中規模フレア。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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