宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 5/ 1 11:57 更新 M9.5の中規模フレアが発生しました。太陽風磁場が南向きに強まりました。 担当 篠原 太陽で、西の端(右端)に近付いた3654黒点群の活動が続いています。 今日未明、1日0時(世界時4月30日15時)にM1.2、 1日1時(世界時4月30日16時)にM1.3と中規模フレアを起こし、 今朝、1日8時半(世界時4月30日23時半)には、 M9.5とXクラス寸前のフレアを起こしています。 SDO衛星AIA131による、 これらの中規模フレアの動画を掲載します。 太陽の他の領域では、 北東(左上)の3961群で小さいCクラスのフレアが発生しています。 太陽風は、速度は400km/秒前後と 平均的な状態が続いていますが、 磁場強度は、2nTと弱い状態から、 5nT、10nT、12nTと段階的な強まりが到来しています。 小規模のCME(コロナ質量放出)による乱れが 到来しているのかもしれません。 グラフの中盤から磁場の南北成分が南向きに強まり、 -5nT〜 -10nTの変化が今朝まで続いています。 このため、磁気圏の活動も高まって、 AE指数では、1000nTに達する大きい変化が発生しています。 現在の太陽風は、磁場は北向きに切り替わっています。 この傾向が続くと磁気圏の活動は静かになるでしょう。 太陽風磁場の強まりがどこまで続くか、 この後も注目してください。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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