宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 4/30 13:56 更新 太陽風は平均的な速度です。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、速度が450km/秒から400km/秒へ少し下がっています。 平均的な状態です。 磁場強度は5nTから2nTへ下がり、弱くなっています。 磁場の南北成分は、 0nT付近か、やや北寄りで推移しています。 磁気圏は穏やかで、 AE指数は時々小規模の変化が起きている程度です。 SDO衛星AIA193では、 北半球の小さいコロナホールが西側(右側)に進んでいます。 太陽風に影響が見られるでしょうか。 太陽は、南西側(右下)の3654黒点群で、 今朝早くにC8.5の小規模フレア、 30日10時(世界時30日1時)にM1.6の中規模フレアが 発生しています。 活動は続いていますが、強まる様子はありません。 また、昨夕、29日18時半(世界時29日9時半)頃に、 中心部でフィラメント噴出が発生しています。 SDO衛星AIA304の動画を掲載します。 薄暗いガスが右上へ飛び出す様子が見えています。 SOHO衛星LASCO C2、C3では、 右上と右下に向かって飛び出すCME(コロナ質量放出)が 観測されています。 どちらが関係する噴出かはっきりしないのですが、 横向きに飛び出している様なので、 地球への影響はなさそうです。 この噴出の少し前、29日16時(世界時29日7時)には、 北東の端(左上)でプロミネンス噴出が発生しています。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 噴き上がり方がきれいです。 太陽の可視光写真は、黒点がだいぶ少なくなっています。 一週間くらい前は、 群番号を記入するのも大変だったのですが、 今日は5群程度です。 (c) SDO衛星AIA304、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の右上と右下にCMEが飛び出しています。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 北東の端で発生したプロミネンス噴出。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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