宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 4/27 13:26 更新 太陽風磁場の南向きが続き、磁気圏の活動が続きました。 担当 篠原 太陽風の速度は、320km/秒と低速の状態が続き、 グラフの最後で370km/秒へ少し上がっています。 磁場強度は、10〜13nTと強まった状態が続いています。 磁場の南北成分は、 -5〜 -10nTの南向きが今朝まで続きました。 磁気圏の活動も強まった状態が続き、 AE指数は500〜1000nTの中規模の変化が 連続的に発生しています。 磁場の南寄りの傾向は、現在は終わっています。 磁気圏の活動もこの後は穏やかになりそうです。 太陽は、Mクラスフレアの発生はなくなりましたが、 南西の端(右下)でC6.6とC4.9、 中心部の3654群でC4.9などの 小規模フレアが発生しています。 また、今日未明、27日3時(世界時26日18時)頃に、 南東の端(左下)でプロミネンス噴出が発生し、 CME(コロナ質量放出)が太陽の左下へ飛び出しています。 GOES衛星SUVI 304と、 SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。 地球に対して横向きの噴出なので、影響はありません。 LASCO C2、C3の動画では、 右上にもCMEが飛び出しています。 太陽の向こう側で発生した別の現象です。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の左下へ飛び出すCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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