宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:26)
今日、M3.6の中規模フレアが発生しました。
また、M3.4の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/23 12:09 M3.6
07:49 C8.1
07:09 C6.3
06:10 M1.6
04:58 C4.9
04:14 C4.8
03:38 C4.4
01:26 M1.0
00:42 M2.8
00:12 M1.6
4/22 23:49 M1.1
22:15 M1.6
21:07 C5.9
20:33 C4.9
17:00 M1.0
14:31 C8.9
12:07 C5.5
09:33 C6.5
06:46 M3.4
05:44 C5.3
00:07 M2.2
4/21 21:38 M1.0
20:56 C3.6
13:28 C3.9
11:13 C5.9
10:05 C5.7
06:46 C4.9
05:49 C3.2
01:54 C7.6
01:36 C4.9

黒点  4/23 (NOAA)
磁場 フレア
3636 1 α C5
3637 2 β ---
3638 9 β M3
3639 12 βγ ---
3643 7 β ---
3644 3 β ---
3645 18 βγ M2
3646 14 β M1
3647 17 βγ C7
3649 3 β ---
3650 8 β ---
3652 6 β ---
3653 1 α ---
3654 2 β ---
3655 6 β C4
3656 2 β M3
3657 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 381 +0.4
-2 h 374 -0.1
-4 h 402 -0.6
-6 h 400 +0.3
-8 h 406 +0.6
-10 h 404 +0.6
-12 h 423 +1.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -18 -/ -
-2 h -20 -/ -
-4 h -30 -/ -
-6 h -32 -/ -
-8 h -29 -/ -
-10 h -29 -/ -
-12 h -30 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 6x10^2
4/23 0.2 2x10^3
4/22 0.2 2x10^3
4/21 0.2 8x10^2
4/20 0.2 1x10^2
4/19 0.2 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 4/18 11:48 フレアが増えています。太陽風は平均的な速度です。
2024/ 4/19 14:51 Mクラスの中規模フレアが続いています。太陽風は低速です。
2024/ 4/20 09:37 太陽風磁場の南向きが続き、磁気圏の活動が強まりました。
2024/ 4/21 12:54 太陽風磁場の南向きが続き、磁気圏の活動が強まっています。
2024/ 4/22 14:15 磁気圏は穏やかになっています。Mフレアが3回発生しました。
最新のニュース

2024/ 4/23 13:26 更新
Mクラスのフレアが頻繁に発生しています。

担当 篠原

太陽で、Mクラスフレアの発生が増えています。

南西側(右下)の3645黒点群で、M1.0、M1.6、M1.1、
3638群で、M1.5の中規模フレア。
東側(左側)の3656群で、M2.8、M1.0、
3654群で、M3.6の中規模フレアが発生しています。

それぞれの活動の様子を、
SDO衛星AIA131の動画で紹介します。
南東側の領域はこれから太陽の中心に近付くので、
今後の活動に注目してください。


太陽風は、速度が450km/秒から370km/秒へ下がり、
低速になっています。
磁場強度は7nTから5nTに少し下がっていますが、
平均的な状態です。

磁場の南北成分は、
0nT付近で小さく南北に変化しています。
磁気圏は概ね静穏で、
AE指数はグラフの途中まで200nTの小規模の変化が続き、
最後は変化が小さくなっています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
太陽の中心部と南東側(左下)に
小さいコロナホールが見えています。
3日後くらいに影響がやって来るでしょうか。




南西側の3645、3638黒点群の活動の様子。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


東側の3656、3654黒点群の活動の様子。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。