宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 3/30 13:37 更新 太陽風は低速になっています。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、速度が370km/秒から330km/秒へ下がり、 より低速の状態になっています。 磁場強度は2nTから4nTへ少し上がり、 こちらは平均的な状態に戻りました。 磁場の南北成分は、 グラフの初めに南向きの時間帯がありますが、 以降は北向きで推移しています。 AE指数は、前半に小規模の変化が起きただけで、 以降は変化がなくなっています。 現在の磁気圏は穏やかです。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールは特に見えていません。 太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 太陽は、3615黒点群で、 昨夜以降、C8.7、C9.0、C7.8、C9.3、C9.4、C9.9と 大きめの小規模フレアが続き、 今朝、30日4時半(世界時29日19時半)に、 M1.2の中規模フレアが発生しています。 3615群は南西の端(右下)に沈み始めています。 地球から見えるのはもうしばらくです。 また、30日11時(世界時30日2時)に、 北東の端近く(左上)でC8.3の小規模フレアが 発生しています。 黒点は見えていない様ですが、 この後はどの様に推移するでしょうか。 今朝、30日5時(世界時29日20時)に、 南東の端(左下)でプロミネンス噴出が発生しています。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 SOHO衛星LASCO C2、C3では、 太陽の下に向かって広がるCME(コロナ質量放出)が 観測されています。 南東の端で発生したプロミネンス噴出。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の下へ広がるCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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