宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 3/21 13:21 更新 M7.4の中規模フレアが発生しました。太陽風の小さい乱れが到来しています。 担当 篠原 太陽の南東側の3615黒点群で、 昨日の午後、20日16時半(世界時20日7時半)に、 M7.4の中規模フレアが発生しました。 世界時18日に発生したM6.7に続いて、 やや規模の大きい中規模フレアの発生です。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 3615群では、今朝、21日8時(世界時20日23時)にも M1.9の中規模フレアが起きています。 黒点群の広がりも大きく、引き続き注目してください。 また、SOHO衛星LASCO C2、C3では、 今日未明、21日2時半(世界時16日17時半)頃から、 太陽の下へ向かって広がるCME(コロナ質量放出)が 観測されています。 太陽の向こう側で発生した現象の様です。 太陽風は、21日11時(世界時21日2時)に、 速度が320km/秒から350km/秒へ、 磁場強度は、少し遅れてですが、3nTから14nTへ それぞれ高まる変化が到来しています。 18日のニュースで紹介した 太陽の南側で発生したフィラメント噴出による CMEの乱れがやって来たのかもしれません。 速度の高まりは小さく、現在も低速の状態です。 磁場は強まっていますが、南北成分は北寄りで、 この傾向が続くと、磁気圏は穏やかな状態が続きそうです。 SDO衛星AIA193を見ると、 コロナホールが太陽の中心線に達しています。 3日後の24日頃から、 この領域の影響で太陽風の速度が高まりそうです。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の下側へ広がるCME。太陽の向こう側で発生した現象の様です。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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