宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 3/19 13:00 更新 M6.7の中規模フレアが発生しました。太陽風の小さい強まりが到来しました。 担当 篠原 今朝、19日4時(世界時18日19時)に、 太陽の南東の端近く(左下)の3615黒点群で、 M6.7の中規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 3615群では、19日11時半(世界時19日2時半)にも M1.4の中規模フレアが発生しています。 この後も活動が続きそうです。 注目してください。 北東側(左上)の3614群でも、 M1.0の中規模フレア、 C5.1の小規模フレアが発生しています。 こちらはどう推移するでしょうか。 太陽風は、今朝、19日4時半(世界時18日19時半)に、 小規模の強まりが到来し、 速度は、300km/秒から340km/秒へ、 磁場強度は、5nTから10nTへ、 それぞれ高まっています。 現在は、速度は360km/秒と低速の状態が続き、 磁場強度は5nTと平均的な値に戻っています。 この強まりの時に、磁場の南北成分が-5nTを超えて、 -10nTくらいまで南向きに変化しました。 速度が下がっているので影響は限定的でしたが、 AE指数は500nTに達するくらいの小規模の変化が 連続的に発生しています。 現在は磁場強度が下がり、 南向きの変化は小さくなっているので、 磁気圏の変化も小さくなっていくでしょう。 SDO衛星AIA193では、 南東のコロナホールが右へ進んでいます。 この広がりにも注目してください。 3615黒点群で発生したM6.7の中規模フレア。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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