宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:00)
今日、M6.7の中規模フレアが発生しました。
また、M3.5の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/19 12:37 C5.2
11:24 M1.4
10:11 C3.7
03:42 M6.7
00:09 C3.1
3/18 23:25 C4.1
22:53 C5.1
14:43 C3.2
13:34 C4.9
13:07 M1.0
12:22 M2.7
05:57 C4.9
00:30 C4.9
3/17 22:11 C3.1
21:07 C5.5
19:37 C4.3
16:34 C2.8
14:33 C3.8
13:35 C3.5
12:54 C6.6
09:33 C2.9
06:31 M1.1
04:08 C8.2
01:23 M3.5

黒点  3/19 (NOAA)
磁場 フレア
3607 7 β ---
3608 7 β ---
3611 1 α ---
3613 8 β ---
3614 9 β M1
3615 13 βγ M7
3616 12 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 373 -2.4
-2 h 370 -3.9
-4 h 359 -6.0
-6 h 341 -7.5
-8 h 312 -3.5
-10 h 305 -2.7
-12 h 301 -0.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -28 -/ -
-2 h -24 -/ -
-4 h -20 -/ -
-6 h 3 -/ -
-8 h 13 -/ -
-10 h 14 -/ -
-12 h 8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 4x10^1
3/19 1.1 8x10^2
3/18 2.0 3x10^2
3/17 10.5 3x10^2
3/16 16.7 5x10^2
3/15 6.8 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 3/14 13:29 太陽風磁場が南向きに変化して、磁気圏の活動が活発になりました。
2024/ 3/15 14:11 太陽風は平均的な状態です。太陽は穏やかに推移しそうです。
2024/ 3/16 12:08 太陽風は平均的な状態です。太陽も穏やかです。
2024/ 3/17 12:41 太陽の南東の端で中規模フレアが発生しました。太陽風は低速になっています。
2024/ 3/18 12:37 Cクラスのフレアが頻繁に発生しています。太陽風は更に低速になっています。
最新のニュース

2024/ 3/19 13:00 更新
M6.7の中規模フレアが発生しました。太陽風の小さい強まりが到来しました。

担当 篠原

今朝、19日4時(世界時18日19時)に、
太陽の南東の端近く(左下)の3615黒点群で、
M6.7の中規模フレアが発生しました。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。

3615群では、19日11時半(世界時19日2時半)にも
M1.4の中規模フレアが発生しています。
この後も活動が続きそうです。
注目してください。

北東側(左上)の3614群でも、
M1.0の中規模フレア、
C5.1の小規模フレアが発生しています。
こちらはどう推移するでしょうか。


太陽風は、今朝、19日4時半(世界時18日19時半)に、
小規模の強まりが到来し、
速度は、300km/秒から340km/秒へ、
磁場強度は、5nTから10nTへ、
それぞれ高まっています。
現在は、速度は360km/秒と低速の状態が続き、
磁場強度は5nTと平均的な値に戻っています。

この強まりの時に、磁場の南北成分が-5nTを超えて、
-10nTくらいまで南向きに変化しました。
速度が下がっているので影響は限定的でしたが、
AE指数は500nTに達するくらいの小規模の変化が
連続的に発生しています。

現在は磁場強度が下がり、
南向きの変化は小さくなっているので、
磁気圏の変化も小さくなっていくでしょう。

SDO衛星AIA193では、
南東のコロナホールが右へ進んでいます。
この広がりにも注目してください。




3615黒点群で発生したM6.7の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。