宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:08)
昨日、C6.0の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線が強くなっています。放射線帯電子は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/16 --- ---
3/15 14:43 C6.0
13:35 C5.5
02:52 C3.0
3/14 19:42 C4.0
14:43 M1.0
11:09 C3.7
08:26 C6.2

黒点  3/16 (NOAA)
磁場 フレア
3607 6 β ---
3610 1 α ---
3611 1 α ---
3612 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:56 402 +2.5
-2 h 402 +3.5
-4 h 400 +2.4
-6 h 406 +2.8
-8 h 402 +2.8
-10 h 401 +1.8
-12 h 412 +3.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -10 -/ -
-2 h -9 -/ -
-4 h -4 -/ -
-6 h -4 -/ -
-8 h -7 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 13 3x10^2
3/16 13 5x10^2
3/15 7 3x10^2
3/14 0 4x10^2
3/13 0 9x10^2
3/12 0 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 3/11 09:40 M7.4の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2024/ 3/12 12:10 太陽風はやや低速です。太陽は穏やかな状態です。
2024/ 3/13 12:49 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も穏やかです。
2024/ 3/14 13:29 太陽風磁場が南向きに変化して、磁気圏の活動が活発になりました。
2024/ 3/15 14:11 太陽風は平均的な状態です。太陽は穏やかに推移しそうです。
最新のニュース

2024/ 3/16 12:08 更新
太陽風は平均的な状態です。太陽も穏やかです。

担当 篠原

太陽風は、速度は400km/秒で安定し、
磁場強度は6nTからゆっくりと4nTへ下がっています。
どちらも平均的な状態です。

磁場の南北成分は、グラフの初めは南寄りでしたが、
以降は北寄りになっています。
このため磁気圏は穏やかで、
AE指数は変化のない状態です。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真は、
コロナホールは特に見えていません。
太陽風は穏やかな状態が続きそうです。


太陽は、昨日のニュースで紹介した、
南西の端(右下)の向こう側に進んだ
3599黒点群で発生したと思われる
15日11時(世界時15日2時)頃のフレアに続いて、
SDO衛星AIA171で、
ポスト・フレアループがきれいに見えていました。
今朝にかけての動画を掲載します。

また、この時に発生したCME(コロナ質量放出)のその後の広がりを、
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画で紹介します。
太陽の右下への広がりの後に、
下向きに飛び出すCMEも見えています。

一方、太陽のこちら側では特に活動はなく、
太陽は穏やかです。



太陽の南西の端で見えていたポスト・フレアループ。
(c) SDO衛星AIA171 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の右下に飛び出すCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。