宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 3/17 12:41 更新 太陽の南東の端で中規模フレアが発生しました。太陽風は低速になっています。 担当 篠原 太陽の南東の端(左下)の向こう側から 活動的な領域が近付いている様で、 今日未明から、 17日1時半(世界時16日16時半)にM3.5の中規模フレア、 17日4時(世界時16日19時)にC8.2の小規模フレア、 17日6時半(世界時16日21時半)にM1.1の中規模フレアと フレアの発生が続いています。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 この後、どの様な領域が現れるでしょうか。 注目してください。 また、北東の端(左上)に新しい黒点が見え始めています。 世界時2月22日にX6.3の大規模フレアを起こした 3590黒点群が、向こう側を回って、 こちら側に帰ってきた様です。 現在はどの様な領域になっているでしょうか。 こちらにも注目してください。 そして、17日11時(世界時17日2時)頃に、 太陽の南側(下側)でフィラメント噴出が発生しています。 SDO衛星AIA304の動画を掲載します。 まだ発生したばかりですが、 CME(コロナ質量放出)は 地球の方向へも広がっている可能性があります。 この後の情報に注目してください。 太陽風は、速度が400km/秒から350km/秒へ下がり、 低速になっています。 磁場強度も、小幅ですが4nTから3nTへ下がり、 やや弱い状態です。 磁場の南北成分は、北寄りになっています。 磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化がありません。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の南側で発生したフィラメント噴出。 (c) SDO衛星AIA304、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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