宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 3/18 12:37 更新 Cクラスのフレアが頻繁に発生しています。太陽風は更に低速になっています。 担当 篠原 昨日の昼、17日11時(世界時17日2時)頃に 太陽の南側で発生したフィラメント噴出による CME(コロナ質量放出)の動画を掲載します。 左下への噴出が目立っていますが、 右下方向にもガスが淡く広がっています。 地球へやって来るかどうかはっきりしませんが、 4日くらいかかると考えると、 21日頃に太陽風の乱れが到来するかもしれません。 磁場が強まって南向きに変化すると、 磁気圏の活動が強まる可能性があります。 その後の太陽は、南東の端(左下)で、C6.6、C4.3、C5.5、 北東の端(左上)の3614群で、C3.8、C3.1、 北西の端(右上)の3612群で、C4.9が2回など、 あちこちで小規模フレアが続いています。 東端では、南北に黒点群が現れています。 今後の活動に注目して下さい。 太陽風は、速度が350km/秒から290km/秒へ下がり、 更に低速になっています。 磁場強度は、4nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、弱い北寄りになっています。 速度が下がっていることもあり、磁気圏はとても穏やかで、 AE指数は変化が見られない状態です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 南東側にコロナホールが見えています。 3日後くらいに太陽の中心線に達して、 その3日後くらいから太陽風の速度が高まる可能性があります。 しばらく先ですが、注目してください。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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