宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 3/15 14:11 更新 太陽風は平均的な状態です。太陽は穏やかに推移しそうです。 担当 篠原 太陽風は、速度は400〜420km/秒と平均的な状態が続き、 磁場強度は、初めは8nTとやや強まっていましたが、 グラフの最後は5nTと平均的な値に戻っています。 太陽風磁場の南北成分は、 全体としては北寄りの傾向になっていますが、 時々、-5nTと南向きの強まりが発生しています。 この頃に磁気圏の活動が強まって、 AE指数では、300nTの小規模の高まりと、 900nTの中規模の高まりが発生しています。 その他の時間帯では、磁気圏は穏やかです。 太陽では、昨夕、14日17時(世界時14日8時)頃に、 北側でフィラメント噴出が発生しています。 SDO衛星AIA304の動画を掲載します。 これにより、太陽の上に向かって CME(コロナ質量放出)が発生しています。 南西の端(右下)に達した3599黒点群は、 14日15時(世界時14日6時)にM1.0の中規模フレア、 その後、C4.0、C3,0などの小規模フレアが発生し 向こう側に進んでいきました。 そして、15日11時(世界時15日2時)頃に、 この領域でフレアが発生した様で、 X線の強度がC4程度に高まり、 SDO衛星AIA131ではコロナが輝く様子が見えています。 SOHO衛星LASCO C2では、 太陽の右側に飛び出すCMEが観測されています。 太陽のこちら側は黒点が少なくなっていて、 この後は、穏やかな状態になりそうです。 太陽の北側で発生したフィラメント噴出。 (c) SDO衛星AIA304、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の上へ向飛び出すCME。 (c) STEREO Ahead衛星COR2 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 南西の端の向こう側に進んだ3599黒点群でフレアが発生した様です。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の右側へ飛び出すCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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