宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 2/29 13:19 更新 M1.5の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な速度です。 担当 篠原 太陽で活動が発生する様になっています。 昨夕、28日18時(世界時28日9時)に、 中心部の南東側(左下)の黒点のない場所で、 C5.1の小規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA193の動画を掲載します。 小規模ですが、コロナが激しく動く様子が見えています。 SOHO衛星LASCO C2、C3では、 太陽の左下へ向かって飛び出すCME(コロナ質量放出)が 観測されています。 淡い噴出ですが、発生場所が中心に近いので、 太陽風の小規模の変化が地球にやって来るかもしれません。 3日後くらいと考えると、3月2〜3日頃でしょうか。 この動画では、左上にもCMEが発生していますが、 太陽の向こう側で発生した現象の様です。 また、北西の端(右上)に近付いた3590黒点群では、 今日未明、29日1時半(世界時28日16時半)に、 M1.5の中規模フレアが発生しています。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 SOHO衛星LASCO C2、C3によると、 太陽の右上に向かってCMEが発生しています。 地球に対して横向きの噴出なので、影響はないでしょう。 太陽風は、昨日の夕方から速度が上がり始め、 370km/秒から、深夜には460km/秒へ 小幅ですが高まりました。 そこからは低下に切り替わって、 現在は400km/秒まで戻っています。 平均的な状態です。 太陽風の磁場強度は、3〜4nTとやや弱い状態です。 南北成分は、0nT付近で小さく変化していて、 南寄りになった頃に、 AE指数で小規模の変化が発生しています。 全体としては、磁気圏は穏やかな状態です。 太陽の中心部南東側で発生した、C5.1の小規模フレア。 (c) SDO衛星AIA193 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の左下へ広がるCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 3590群で発生した、M1.5の中規模フレア。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の右上に広がるCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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