宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 2/24 12:55 更新 3590黒点群でフレアの発生が続いています。太陽風は低速です。 担当 篠原 X6.3の大規模フレアを起こした後、 3590黒点群では、 23日15時半(世界時23日6時半)にC8.7の小規模フレア、 23日22時(世界時23日13時)にM1.0、 24日0時半(世界時23日15時半)にM1.4、 24日2時半(世界時23日17時半)にM2.6 と3回の中規模フレアなどが発生しています。 この24時間の3590群の活動の様子を、 SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 この領域でフレアの輝きが次々に発生しています。 3590群は、現在は太陽の中心付近に位置しているので、 フレアに伴ってCME(コロナ質量放出)が発生すると、 太陽風の乱れは地球へやって来ます。 この後も注目を続けて下さい。 太陽風は、340km/秒付近の低速の状態が続いています。 磁場強度は、5nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、北寄りの傾向で推移しています。 磁気圏は穏やかで、 AE指数は、小さい変化が2回発生した程度です。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールが西側(右側)に進んでいます。 明後日くらいに、この領域の影響で 太陽風の速度が高まるかもしれません。 この24時間の3590黒点群の活動の様子。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 3590黒点群の拡大写真。 (c) SDO衛星HMII (NASA)、作図 : 宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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