宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 2/25 14:29 更新 3590黒点群の活動は少なくなっています。太陽風は平均的な速度です。 担当 篠原 3590黒点群では、 昨日の午後、24日15時半(世界時24日6時半)にM4.5、 夜になって、24日19時半(世界時24日10時半)にM2.2、 24日20時(世界時24日11時)にM3.6、 24日21時(世界時24日12時)にM1.0と、 中規模フレアが4回発生しています。 その後は活動が低下していて、 今日未明にC7.8の小規模フレアを起こした程度です。 可視光写真では、まだ大きい姿を保っています。 このまま穏やかになるのか、再び活動が強まるのか、 引き続き注目してください。 太陽の東側(左側)を見ると、黒点群が4つ縦に並んでいます 今のところフレアは特に発生していません。 掲載している太陽風の図は、ACE衛星のデータです。 今日未明、25日1時(世界時2416時)頃に、 速度が310km/秒から370km/秒へ、 磁場強度が5nTから10nTへ、 変化は小さいですが、急に強まる変化が発生しています。 CME(コロナ質量放出)の弱い影響がやって来たのかもしれません。 原因ははっきりとは分かりませんが、 たとえば、22日のニュースでお知らせした、 太陽の西側で発生したフィラメント噴出でしょうか。 その後、磁場強度は7〜10nTと少し強まった状態が続き、 速度は今朝くらいから高まり始めて、 現在は440km/秒と平均的な状態です。 磁場の南北成分は、南向きの変化が度々発生しています。 磁気圏では小規模の活動が発生して、 AE指数は400nTの変化が2回発生しています。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 3590黒点群の拡大写真。 (c) SDO衛星HMII (NASA)、作図 : 宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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