宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:29)
今日、C7.8の小規模フレアが発生しました。
また、X6.3の大規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/25 05:16 C4.3
02:42 C7.8
02:13 C5.8
01:33 C4.1
2/24 23:40 C3.9
20:53 M1.0
20:12 M3.6
19:19 M2.2
18:07 C5.3
17:06 C4.4
15:13 M4.5
14:20 C3.3
12:35 C5.9
08:09 C4.9
06:09 C6.0
05:21 C5.4
02:29 M2.6
01:14 M1.0
00:42 M1.5
00:07 C8.0
2/23 22:15 M1.0
18:45 C3.8
15:18 C8.7
14:37 C3.4
07:11 X6.3
05:29 M4.8
03:36 C5.7
02:47 C4.5
02:07 C4.6
01:22 C9.4
00:30 C3.4

黒点  2/25 (NOAA)
磁場 フレア
3586 1 α ---
3590 45 βγδ X5
3591 1 α ---
3592 5 β ---
3594 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:37 438 -3.8
-2 h 395 -4.9
-4 h 369 +2.9
-6 h 384 +4.3
-8 h 367 +1.4
-10 h 371 -0.6
-12 h - -

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -9 -/ -
-2 h -1 -/ -
-4 h -4 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h 8 -/ -
-10 h 10 -/ -
-12 h 3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^1
2/25 0.5 1x10^2
2/24 0.5 1x10^2
2/23 0.5 1x10^2
2/22 0.5 1x10^2
2/21 0.7 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 2/20 13:01 太陽風はかなり低速になり、磁気圏も穏やかです。
2024/ 2/21 13:02 太陽風はかなり低速です。3590黒点群が目立っています。
2024/ 2/22 13:39 X1.8の大規模フレアが発生しました。太陽風は低速の状態です。
2024/ 2/23 12:55 X6.3の大規模フレアが発生しました。
2024/ 2/24 12:55 3590黒点群でフレアの発生が続いています。太陽風は低速です。
最新のニュース

2024/ 2/25 14:29 更新
3590黒点群の活動は少なくなっています。太陽風は平均的な速度です。

担当 篠原

3590黒点群では、
昨日の午後、24日15時半(世界時24日6時半)にM4.5、
夜になって、24日19時半(世界時24日10時半)にM2.2、
24日20時(世界時24日11時)にM3.6、
24日21時(世界時24日12時)にM1.0と、
中規模フレアが4回発生しています。

その後は活動が低下していて、
今日未明にC7.8の小規模フレアを起こした程度です。

可視光写真では、まだ大きい姿を保っています。
このまま穏やかになるのか、再び活動が強まるのか、
引き続き注目してください。

太陽の東側(左側)を見ると、黒点群が4つ縦に並んでいます
今のところフレアは特に発生していません。


掲載している太陽風の図は、ACE衛星のデータです。
今日未明、25日1時(世界時2416時)頃に、
速度が310km/秒から370km/秒へ、
磁場強度が5nTから10nTへ、
変化は小さいですが、急に強まる変化が発生しています。

CME(コロナ質量放出)の弱い影響がやって来たのかもしれません。
原因ははっきりとは分かりませんが、
たとえば、22日のニュースでお知らせした、
太陽の西側で発生したフィラメント噴出でしょうか。

その後、磁場強度は7〜10nTと少し強まった状態が続き、
速度は今朝くらいから高まり始めて、
現在は440km/秒と平均的な状態です。

磁場の南北成分は、南向きの変化が度々発生しています。
磁気圏では小規模の活動が発生して、
AE指数は400nTの変化が2回発生しています。




3590黒点群で発生した、M4.5、M2.2、M3.6、M1.0の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


3590黒点群の拡大写真。
(c) SDO衛星HMII (NASA)、作図 : 宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。