宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2024/ 2/26 13:11 更新 フレアの発生は少なくなっています。太陽風は平均的な速度です。 担当 篠原 3590黒点群は、活動度がだいぶ下がり、 昨日のニュースの後は、 25日15時半(世界時25日6時半)にC4.2の小規模フレア、 26日2時(世界時25日17時)にM2.0の中規模フレア を起こした程度で、 X線グラフはだいぶ変化が少なくなっています。 SDO衛星AIA131の動画で、 M2.0フレアの様子を紹介します。 フレアの輝きはやや広い範囲に広がっていて、 弱いCME(コロナ質量放出)が発生しているかもしれません。 他の領域では、南東(左下)の3591群で、 C3.0の小規模フレアが発生しています。 また、昨夜、25日21時(世界時25日12時)頃に、 太陽の西の端(右端)でプロミネンス噴出が発生し、 CMEが太陽の右側へ飛び出しています。 GOES衛星SUVI 304と SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。 地球に対しては横向きの噴出なので、影響はありません。 太陽風は、昨日のニュースの後は400km/秒に速度が下がり、 以降、この状態が続いています。 平均的な速さです。 磁場強度は、10nT前後に強まった状態が続いています。 磁場の南北成分は、 ゆっくりと南北に切り替わっています。 南向きになった頃に磁気圏の活動がやや強まり、 AE指数では、300〜500nTの小規模の変化が発生しています。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 3590黒点群の拡大写真。 (c) SDO衛星HMII (NASA)、作図 : 宇宙天気ニュース 太陽の西の端で発生したプロミネンス噴出。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の右側へ広がるCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |