宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2024/ 2/21 13:02 更新 太陽風はかなり低速です。3590黒点群が目立っています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日のニュースの後、すぐに300km/秒へ戻り、 今日に入った頃からは280km/秒とかなり低速になっています。 磁場強度は、5nTから9nTへゆっくり上がり、 やや強くなっています。 磁場の南北成分は、 グラフの前半は -5nT近い南向きが続きが続きました。 速度は下がっていますが、 磁気圏の活動はある程度強まって、 AE指数は500nTと中規模の変化がしばらく続いています。 その後、磁場は北向きに切り替わっています。 このため、現在の磁気圏は穏やかで、 AE指数は変化がなくなっています。 SDO衛星AIA193では、 中心部の南東側(左下)に小ぶりのコロナホールが見えています。 5日後くらいに弱い影響がやって来るかもしれません。 太陽は、北東(左上)の3590黒点群の大きさが目立っています。 SDO衛星による拡大写真を掲載します。 活動としては落ち着いた状態で、 昨日のニュース以降は、 C2の小さい小規模フレアを起こした程度です。 (c) SDO衛星HMII (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |