宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:39)
今日、X1.9の大規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/22 12:39 C4.0
09:00 M1.5
07:56 X1.9
07:25 C4.3
05:32 C4.0
03:15 C3.4
00:42 C4.1
2/21 22:44 C2.2
10:56 C4.3
09:45 C3.0
09:21 C2.4
01:59 C2.7
00:50 C2.8
2/20 07:21 C2.7

黒点  2/22 (NOAA)
磁場 フレア
3586 2 α ---
3590 23 βγδ X2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:36 341 +0.4
-2 h 334 -0.5
-4 h 350 -1.1
-6 h 344 +5.1
-8 h 344 +3.0
-10 h 345 +2.3
-12 h 352 +1.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 69 -/ -
-2 h 57 -/ -
-4 h 63 -/ -
-6 h 56 -/ -
-8 h 50 -/ -
-10 h 52 -/ -
-12 h 59 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 2x10^1
2/22 0.5 1x10^2
2/21 0.7 1x10^2
2/20 0.8 2x10^2
2/19 1.1 1x10^2
2/18 1.8 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 2/17 12:45 X2.5の大規模フレアが発生しました。
2024/ 2/18 12:48 太陽風は低速の状態です。太陽の向こう側で活動が発生しています。
2024/ 2/19 13:43 太陽風は低速で磁気圏も静穏です。
2024/ 2/20 13:01 太陽風はかなり低速になり、磁気圏も穏やかです。
2024/ 2/21 13:02 太陽風はかなり低速です。3590黒点群が目立っています。
最新のニュース

2024/ 2/22 13:39 更新
X1.8の大規模フレアが発生しました。太陽風は低速の状態です。

担当 篠原

今朝、22日8時(世界時21日23時)に、
太陽の北東側(左上)の3590黒点群で、
X1.8の大規模フレアが発生しました。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。

3590群は、昨日のニュース以降も
C1〜4の小規模フレアを起こす程度だったのですが、
いきなり規模の大きいフレアが発生しました。

黒点は現在も大きい状態です。
引き続き活動に注目して下さい。

太陽では、今日未明、
22日2時(世界時21日17時)頃に、
西側(右側)でフィラメント噴出が発生しています。
GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。

この噴出により、CME(コロナ質量放出)が
太陽の右側に広がっています。
横向きに近い噴出になっていて、
地球への影響はなさそうです。

そして、SDO衛星AIA131の画像を見ていると、
南東の端(左下)の向こう側に活動的な領域がある様で、
22日1時(世界時21日16時)にC4.1の小規模フレア、
22日9時(世界時22日0時)にM1.5の中規模フレア
が発生しています。
この後、どの様な領域が現れるでしょうか。
注目してください。


太陽風は、昨日の午後から速度が少し上がり、
270km/秒から350km/秒へ変化しています。
低速の状態は続いています。

磁場強度は、9nTから7nTへゆっくり下がり、
平均的な状態です。

磁気圏は静穏で、
AE指数は300nTの小規模の変化が1回発生した程度です。

SDO衛星AIA193では、
南側のコロナホールが中心線に達しています。
3〜4日後くらいに太陽風の速度がやや高まるかもしれません。



3590群で発生したX1.8の大規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


3590黒点群の拡大写真。
(c) SDO衛星HMII (NASA)、作図 : 宇宙天気ニュース


太陽の西側で発生したフィラメント噴出。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の右側へ広がるCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。