宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 2/22 13:39 更新 X1.8の大規模フレアが発生しました。太陽風は低速の状態です。 担当 篠原 今朝、22日8時(世界時21日23時)に、 太陽の北東側(左上)の3590黒点群で、 X1.8の大規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 3590群は、昨日のニュース以降も C1〜4の小規模フレアを起こす程度だったのですが、 いきなり規模の大きいフレアが発生しました。 黒点は現在も大きい状態です。 引き続き活動に注目して下さい。 太陽では、今日未明、 22日2時(世界時21日17時)頃に、 西側(右側)でフィラメント噴出が発生しています。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 この噴出により、CME(コロナ質量放出)が 太陽の右側に広がっています。 横向きに近い噴出になっていて、 地球への影響はなさそうです。 そして、SDO衛星AIA131の画像を見ていると、 南東の端(左下)の向こう側に活動的な領域がある様で、 22日1時(世界時21日16時)にC4.1の小規模フレア、 22日9時(世界時22日0時)にM1.5の中規模フレア が発生しています。 この後、どの様な領域が現れるでしょうか。 注目してください。 太陽風は、昨日の午後から速度が少し上がり、 270km/秒から350km/秒へ変化しています。 低速の状態は続いています。 磁場強度は、9nTから7nTへゆっくり下がり、 平均的な状態です。 磁気圏は静穏で、 AE指数は300nTの小規模の変化が1回発生した程度です。 SDO衛星AIA193では、 南側のコロナホールが中心線に達しています。 3〜4日後くらいに太陽風の速度がやや高まるかもしれません。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 3590黒点群の拡大写真。 (c) SDO衛星HMII (NASA)、作図 : 宇宙天気ニュース 太陽の西側で発生したフィラメント噴出。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の右側へ広がるCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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