宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:20)
今日、M2.2の中規模フレアが発生しました。
また、M2.7の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 6 10:35 M2.2
07:58 C6.1
02:17 C3.8
2/ 5 23:15 C3.6
22:02 C6.3
21:12 C3.9
19:53 C9.6
16:30 C6.9
15:11 M1.4
13:37 M1.4
13:07 M2.1
12:18 C8.8
11:11 C3.9
08:13 C7.6
07:21 M2.7
06:32 C5.1
05:52 M1.2
05:10 C4.4
03:18 M1.1
02:06 M1.3
01:23 M1.5
00:52 C6.0
00:13 C4.3
2/ 4 22:41 C8.4
20:44 M1.4
17:17 C3.9
16:29 C4.8
16:12 C3.9
15:50 C3.7
11:43 C3.9
11:22 C3.3
10:30 C3.8
10:13 C3.6
06:11 C6.4
04:41 C4.0
03:22 C3.2
02:47 C4.4

黒点  2/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
3565 4 β C6
3567 4 β ---
3570 2 β ---
3571 3 α ---
3572 1 α ---
3573 2 β ---
3574 2 β ---
3575 7 βγδ M1
3576 13 βδ M3
3577 3 β ---
3578 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 479 +1.0
-2 h 479 -1.7
-4 h 481 +8.0
-6 h 444 +3.7
-8 h 430 +6.5
-10 h 429 +3.4
-12 h 396 +4.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 10 -/ -
-2 h 23 -/ -
-4 h 23 -/ -
-6 h 22 -/ -
-8 h 14 -/ -
-10 h 21 -/ -
-12 h 19 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
2/ 6 0.3 2x10^2
2/ 5 0.4 2x10^2
2/ 4 0.6 4x10^2
2/ 3 0.9 4x10^2
2/ 2 1.2 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 2/ 1 12:26 太陽風は平均的な状態が続いています。磁気圏は概ね静穏です。
2024/ 2/ 2 12:57 太陽風の小規模の乱れが到来しました。現在は低速で、磁気圏は穏やかです。
2024/ 2/ 3 12:56 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2024/ 2/ 4 13:45 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。Cクラスフレアが続いています。
2024/ 2/ 5 12:11 Mクラスのフレアが連続しています。太陽風は平均的な速度になっています。
最新のニュース

2024/ 2/ 6 13:20 更新
M4.2の中規模フレアが発生しました。太陽風はやや高速になっています。

担当 篠原

太陽の南西の端近く(右下)の3575黒点群で、
6日11時(世界時6日2時)にM2.2、
そして連続するようにM4.2の中規模フレアが発生しています。

SDO衛星AIA131とGOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。
フィラメントが激しく飛び出す様子が見えていて、
CME(コロナ質量放出)も発生している様です。
地球に対しては横向きに近い噴出なので、
影響は、到来しても小規模ではないでしょうか。

3575群は、昨夕にC4.6、C6.9、
今日未明にC3.8の小規模フレアを起こしていましたが、
特に目立つ様子はなく、急に大きい変化が発生した印象です。

一方、Mクラスのフレアを活発に起こしていた
南東(左下)の3576群は、
昨日の午後にM2.1とM1.4の中規模フレアを起こした後は、
Cクラスのフレアに留まっています。
しかし、小さい変化は頻繁に発生しているので、
引き続き注目してください。


太陽風は、今日に入った頃から速度が上昇を始め、
現在は480km/秒とやや高速の状態になっています。
磁場強度も昨夜に7nTから9〜10nTへ高まり、
現在も強まった状態です。

磁場の南北成分は、北寄りの傾向になっていますが、
時々南向きに変化しています。
この影響で、AE指数は基本的には穏やかですが、
時間をおいて200〜300nTの小規模の変化が発生しています。
(間隔が揃っていて面白いです)

太陽風の速度はこの後も高まるかもしれません。
どの様に推移するか、注目してください。



3575黒点群で発生した、M2.2、M4.2の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


フレアに伴ってフィラメントの噴出が発生しています。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。